3月に放送された『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)では、ボーイズグループ発掘オーディション「THE FIRST」を開催して話題となったエンタテイナー・SKY-HIさんが登場。オーディションで目を引く“美しい人物”について語っていました。
見るより感じる!? バーチャル空間を使ったオンラインライブ
高校2年生のとき、音楽をつくる仕事に就きたいという理由からavexのオーディションを受けたSKY-HIさん。見事合格し、2005年に「AAA」のメンバーとしてデビューを果たしました。現在はソロで活動しながら「株式会社BMSG」を設立し、自身がオーディションによって発掘したボーイズグループ「BE:FIRST」のプロデュースをおこなっています。
今回初めて先生として番組に参加したSKY-HIさんは、“エンターテインメント”の特別授業を開催。マカオの水上ショーやオーストリアの巨大セットを使用した音楽祭など、自身が感動した“世界のスゴい演出”を紹介していました。
SKY-HIさんが教えてくれたのは、“見るより感じる”オンラインライブ。最近ではアーティストが自身のアバターを使い、バーチャル空間「メタバース」でパフォーマンスをおこなっています。日本でも「バーチャル渋谷」という仮想空間が存在し、自分のアバターを使用してライブやイベントを楽しむことができるそう。
SKY-HIさんが考える“美しい人物”
番組内では、SKY-HIさんの子ども時代のエピソードも紹介。サッカーに打ち込んでいたSKY-HIさんは中学校に上がった頃、コーチの声が聞こえにくいことに気がつきます。実は生まれつき、左耳に軽度の聴覚障害があったというSKY-HIさん。プロになるのは難しいと、サッカーの道を諦めることにしました。
その後音楽の道に進むことを決めたSKY-HIさんですが、不安だったのが左耳。そんなSKY-HIさんの背中を押してくれたのが、旅客機のパイロットをしていた父の「左耳のおかげで人と違う音楽の聴こえ方ができて良かったな」という言葉でした。
父の言葉でコンプレックスを短所ではなく特徴・長所として捉えることができたSKY-HIさんは、今も音楽をつくるうえで“自分らしさ”を大切にしているそう。またオーディションで目を引く人物について問われると、「ギラギラよりもキラキラ」「好きってものに対して本気っていうのがある方はやっぱり美しい」と回答していました。
「未完結感」を上手く使えば印象に残ること間違いなし!
『ホンマでっか! TV』(フジテレビ系)でお馴染みの心理学者・植木理恵先生は、自身のYouTubeチャンネルで「食事会や仕事でも使える魅力的に見せる方法」を紹介しています。
植木先生によると、話を途中で切り上げて先に帰る人は魅力的に感じるそう。どうして途中で帰ってしまったのだろうという「未完結感」が、周囲の人の記憶に強く残ると植木先生は話します。
プレゼンの際に「時間の都合でここまでで」など、途中で話を切り上げる営業マンは売り上げが高いという話も。最後まで話すのではなく、自分の方から未完結感を残すよう行動すると魅力的な人物に見えると言います。
SKY-HIさんや植木先生の意見を参考にすれば、魅力的な人に一歩近づけるかも?
文/内田裕子
参照/植木理恵の心理学チャンネル【公式】「食事会や仕事でも使える魅力的に見せる方法」https://www.youtube.com/watch?v=MPNRJXZ5Vjw