毎日毎日ご飯の献立を考えるのって大変ですよね。そんな食卓の強い味方になってくれるのが“サバ缶”。2月12日に公開された『サタデープラス』(TBS系)では、今注目を集めるサバ缶の徹底比較ランキングが紹介されました。
「味つけサバ缶」13種類を徹底調査!
調査をおこなったサバ缶は、スーパーやコンビニで買うことができる家庭にも馴染みのある商品ばかり。コストパフォーマンス、身の柔らかさ、煮汁の味、身の味、ご飯との相性の5項目で審査をおこないました。審査員はコメンテーターの野々村友紀子さんとサバジェンヌこと池田陽子さんです。さっそくランキングを発表していきましょう!
総合第5位は「スルッとふた さば味付 減塩30%(日本水産)」。池田陽子さんは「塩分を下げているところでサバの美味しさを感じやすい。旨味を塩麹で立てている感じ」と絶賛。その名の通り、シールタイプのふたで開けやすいのが特徴です。
総合第4位は「あいこちゃん鯖醤油煮(伊藤食品)」。煮汁の味が第1位となっており、池田陽子さんは「味つけが非常にまろやか」と絶賛。旨味とまろやかさが特徴の2種類の丸大豆醤油と隠し味の魚醤を加えることで、コクのある味わいにしているとのことです。
いよいよベスト3の発表!
総合第3位は「さば味付(極洋)」。身の柔らかさが第1位で、野々村友紀子さんも「柔らかっ!」「これは食べやすそうです」と絶賛。総合第2位は「月花さば煮付(マルハニチロ)」。ご飯との相性が第1位となっており、野々村友紀子さんは「米と仲良し」「全然喧嘩していない」とベタ褒めしていました。
スタジオで試食をおこなった鈴木紗理奈さんも「(他社のサバ缶と)味つけも違うし、食感も違うし、脂の乗りも違うし、こんなに違うんですか!」と驚きを隠せない様子でした。
総合第1位は「日本のさば 味付(宝幸)」。身の味が第1位で、池田陽子さんは「これぞジューシーですね」「脂の乗りが抜群」と大絶賛。野々村友紀子さんも「サバのお味がいいな」「生臭くない」とコメントしていました。青森県八戸市で水揚げされたサバを厳選して新鮮なうちに加工しているため、他では真似できない脂の乗りを実現。完成度の高い一品です。
サバ缶3つの魅力
ここからは、味だけではない「サバ缶の3つの魅力」についてご紹介しましょう。
1つ目は栄養価の高さ。言語能力や記憶力などの認知機能、行動能力にも好影響をもたらすとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)や、血管年齢を若く保つ効果が期待できるEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています。またカルシウムの吸収を促進する効果のあるビタミンDも含んでいるので、健康でいるための栄養素が数多く取り入れられるのも特徴。
2つ目は調理のしやすさ。調理加工されているサバ缶は、そのまま食べられるだけでなく、調理してアレンジしやすいのも魅力です。例えば農林水産省の公式サイトで紹介されている「サバ缶とゴーヤーのチャンプルー」や「サバ缶とフレッシュトマトの冷たいパスタ」などは、料理名を聞いただけでも美味しそうですよね。他にもたくさんのアレンジメニューがあるので、自分だけのオリジナルメニューを作って楽しめるかもしれません。
3つ目はコストパフォーマンスの良さ。手ごろな値段で家計に優しく、栄養価も高いうえに余すことなく食べられるサバ缶はコストパフォーマンス抜群です。
種類も豊富なサバ缶。上記のランキングを参考にしながら、ぜひ料理に活用してみてくださいね。
文/内田裕子
参照/『サタデープラス』公式サイト「ひたすら試してランキング『サバ缶』」https://www.mbs.jp/saturday-plus/archive/20220212/
参照/農林水産省公式サイト「“サバ缶”で食卓へ手軽に水産物を!」https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2008/spe1_03.html