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仕事や育児を1人で両立するのは大変なこと。最近では“イクメン”という言葉もすっかり浸透し、夫婦で家事を分担している家庭も増えています。今回は、イクメンに対するママの本音を見ていきましょう。

 

自称イクメンに批判の声が


先日、イクメンに関するTwitterの投稿が話題になりました。投稿者の友人は、自称イクメンの男性。「俺子どもに離乳食あげるから」とドヤ顔で話している友人に、投稿者の親友である女性が「そのご飯を作って食べ終わったあとの食器洗うのは奥さんでしょ? だったら動物園の餌やり体験と同じじゃん。何偉そうな顔してるの?」とバッサリ返答したそうです。

 

ちなみに投稿者はこの男性の奥さんとも友達。離乳食をあげるのは週に1度あるかないかくらいの頻度で、沐浴や家事もしないと嘆いているのを承知しています。上手くいかなかったり子どもが泣くと、「ママじゃないと嫌だってさ」と投げ出すことも日常茶飯事。それでもイクメンぶる男性に、奥さんだけでなく投稿者も怒りを感じていました。

 

この投稿に共感した人は多いようで、ネット上では「餌やり体験ってめっちゃ言い得てる!」「ママじゃないとって投げ出さずに最後までちゃんとやってほしい」との声が。「本当のイクメンはドヤ顔しないよね」と、自称イクメンを批判する声も続出しています。

 

一方で、「離乳食をあげてくれるだけでもいいじゃん」「やろうとしてるだけでも偉い」と夫の姿勢を評価する人も。いっさい子育てや家事に協力してくれない夫に困っているママも多いようです。

 

イクメンに関するアンケート結果も


過去には、明治安田生命保険相互会社イクメンに関するアンケートを行ったことも。子どもがいる女性に「夫のことをイクメンだと思いますか?」と尋ねてみると、「イクメンだと思う」と答えた人の割合は51.8で、全体の半数を上回る結果に。特に20代、30代の女性については3人に2人が「イクメンだと思う」と回答しており、若い世代ほど育児の男女平等が浸透していることがわかります。

 

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また、男性に「自分がイクメンだと思う理由」を聞いてみると、最も多かった回答は「子どもの入浴やオムツ変え、夜泣きの対応ができる」で53.6。女性に「夫をイクメンだと思う理由」を尋ねても1位は同じでしたが、「子どもと積極的にコミュニケーションをとる」「常に妻や子どものことを考えている」といった回答が男性よりも多く見られました。

 

ネット上では「家事分担は当たり前で、父親としての役割も果たしてほしい」「父親としての意識がしっかりしてれば家事や育児もちゃんとやってくれる」との声が。共働きや家事分担が当たり前となりつつある昨今では、イクメンとみなされるハードルも意外と高いのかもしれませんね。

 

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文/長谷部ひとみ