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近ごろどんどん重たくなっているという“中学生の荷物”。ネット上では、「中学生の息子が使ってる通学バッグの中身がパンパンで心配になります」「あまりに通学バッグが重たそうで、測ってみたら10キロ近い重さでした…」といった声も多数上がっています。今回は、中学生の荷物事情についてチェックしてみましょう。

 

中学生の“荷物事情”はかなりハード!?


3月放送の『あさイチ』(NHK)では、子どもたちの持ち運ぶ荷物の重さに注目。以前より重たくなった“ランドセルの中身”についてもとり上げられました。重量化の要因は2011年に実施された学習指導要領の改定にあるもよう。学校へ持ち運ぶ教科書は、昔よりも大きくて分厚くなっていると判明しています。

 

番組の内容を受けて、視聴者からは「小学生だけでなく中学生はもっと大変」という反響の声が続出。そこで5月24日放送の同番組では、中学生の荷物についてリサーチしていくことに。まずは野球部に所属する男の子に、日々の通学セット1式を見せてもらいました。

 

かなり大きめの通学バッグからとり出されたのは、分厚い教科書だけでなく「資料集」や「辞書」「問題集」といった小学校では見られない副教材の数々。さらに部活用のバッグには、「スパイク」や「グローブ」などの野球道具も入っています。荷物はそれぞれ正しい順番で詰め込まないとバッグに収まらないようで、総重量はなんと衝撃の16キロオーバー。

 

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荷物の重さに腰痛を発症する中学生もいるようで、ネット上では「成長期の子どもにこんなに重たい荷物を持たせるのか…」「これ背負って坂道を上れって言われたらギブアップすると思う」「真夏の登下校とか地獄なんだろうな」といった声が相次いでいます。

少しでも荷物を軽くする方法とは?


持ち運ぶ荷物の量をコンパクトに抑えるのが、「置き勉」と呼ばれるテクニック。教材の一部を教室に置いて帰るシンプルな方法で、下校時の荷物を大幅に減らしてくれます。しかし「教室が散らかりがちになる」「教材を置いて帰ると学習習慣が身につかない」といった理由から、置き勉を禁止する学校も多いのが現状。

 

どうしても荷物を減らせないようであれば、荷物を詰めるバッグを見直すのも手です。水泳用品メーカーの「フットマーク」社は、2020年に施行される新学習指導要領の影響で教科書がさらに重たくなると予想。そこで、重さを感じにくくする設計の通学バッグ「RAKUSACK」(ラクサック)を開発しています。

 

重たい荷物を無理して持ち続け、体に負担をかけ過ぎないよう気をつけましょう。

 

文/内田裕子