何か新しいことを始めても、つい三日坊主になってしまった経験はありませんか? 以前放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、タモリさんが物事を続けるコツを伝授。仕事や勉強など、さまざまな面で活かせると話題を集めています。
過去の反省より未来を見る!
『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)など、長寿番組に多く出演しているタモリさん。黒柳徹子さんに番組を長く続ける秘訣を聞かれると、まず“反省しないこと”を挙げていました。
タモリさん曰く、「どんなに反省しても、一生過去と同じ状況は訪れない」そう。過去を反省するより、もっと未来に目を向けたほうがいいと話します。
さらに座右の銘は「適当」だと語り、これを見た視聴者からは「程よく適当だと何事も楽しく取り組める」という共感が続出。「確かに過去を反省する時間を未来に向けたほうが有意義かも」「気負いすぎないからこそ番組をずっと続けられるんだね」など納得の声が相次ぎました。
長寿番組の司会は省エネが大事?
さらにタモリさんが長寿番組の秘訣として述べたのが、“でしゃばらないこと”。タモリさんは牛丼屋を例に出し、「毎日食べるようなものはやっぱり薄味がいい」「濃い味だと飽きられてしまう」と言います。
実際タモリさんはなるべくでしゃばらないように立ちまわり、あまりの喋らなさに「省エネ司会」と呼ばれたことも。それでも司会を務めた『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)はお昼の人気バラエティー番組として約32年続くなど、着実に実績を積んできました。
タモリさんの考え方に、ネット上では「人づき合いでもでしゃばり過ぎないほうが長く続く」「濃い人と毎日会うのは疲れちゃうよね」など共感の声が寄せられています。
スモールスタートで無理せず継続!
また経済評論家の勝間和代さんも、公式YouTubeで「三日坊主を防ぐ3つのコツ」と題した動画を投稿。目標を達成するために大切なことの1つ目として、“スモールスタート”を挙げました。勝間さんは、今までやっていなかった物事に取り組むのは相当大変だ、と前置き。毎日何かをやる場合は5~10分くらい、最大でも15分が理想だと語ります。
三日坊主を防ぐコツの2つ目は、誰かに監視してもらうこと。他人の目があると、達成しないとヤバイという危機感をもって物事に取り組めるそう。監視者は身近な人でもOKですが、勝間さんは「みんチャレ」などの“三日坊主防止アプリ”で知らない人に見てもらうのをおすすめしています。
上の2つを実践しても続かない場合は、“やるのを止める”といった判断も重要。続かない目標は本当にやるべきことだと思っていないのだから、違う目標に時間を使うべきだと話しました。
動画には「勝間さんの言う通り厳しく見てくれる人がいたほうが頑張れる」「続かないものを潔く諦める発想はなかった!」と絶賛のコメントが多数。
仕事や日常で立てた目標が達成できない人は、タモリさんや勝間さんの秘訣を参考にしてみてはいかがでしょうか?
文/内田裕子
参照/勝間和代公式YouTube「三日坊主を防ぐ3つのコツ」https://www.youtube.com/watch?v=oGZFl1KjJf8