11月15日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)にKing & Princeの平野紫耀さんが登場。視聴者から寄せられた「おでん」に関する悩みを解決すべく、時短下ごしらえや余ったおでんを使ったアレンジレシピに挑戦しました。
「意外とめんどくさい」を解決する時短下ごしらえ術
はじめに「意外とめんどくさい問題」と題して、大根、コンニャク、ゆで卵の時短下ごしらえ術を紹介。
大根は冷凍して細胞を破壊することで水分が抜け、出汁が染みやすくなります。手順は簡単。3cmほどの厚さに輪切りし、皮を厚めに剥いた状態で保存袋に入れ冷凍するだけ。このときなるべく真空状態にしておくことがポイントです。下茹での必要はなく、使うときは凍ったまま鍋に入れればOK。
コンニャクは砂糖でもむと、浸透圧により水分や臭みが抜け、まろやかな甘みも加わります。10分煮たものを試食した平野さんは「かんだときに中心部からもおでんの出汁が出てくる」「全体に染みこんでるんでしょうね」と感動したようす。
黄身が偏りがちなゆで卵は、クッキー型を使えば簡単に黄身を真ん中にして作ることができます。鍋の中心にクッキー型を置き、卵のとがった方を下にしてセットしてください。
そこへ卵が半分つかるくらいの水を入れ、フタをして9分火にかけるだけ。できあがったゆで卵を切ってみた平野さんは「おぉ! 真ん中寄りになってる!」と驚いていました。
あえて余らせたくなる!? おでんの絶品アレンジレシピ
続いて、視聴者のお悩み「絶対余る問題」を解決するアレンジレシピを3つご紹介。
1つ目は、平野さんが「パーフェクト!」と絶賛した「おでん炊き込みご飯」です。作り方はとてもシンプル。お好みのおでんの具材を適量刻み、米2合とおでんの汁100mlと一緒に炊飯器で炊くだけで完成です。
2つ目は「おでんお好み焼き」。まず薄力粉120gと片栗粉30g、卵1個を混ぜ合わせたタネにおでんの汁150ccを加えます。そこへ3枚分の細切りキャベツとおでんの具を適量入れて混ぜ、焼けば完成。
3つ目は、洋風アレンジ「おでんトマトチーズグラタン」です。お好みのおでんの具にトマトジュース100mlをかけ、チーズ10gをのせたらトースターで5分焼くだけ。こちらも試食した平野さんは「こんな、なんかチーズと相性よくなると思わなかったです、おでんの具材が」「ホントに余らせてほしい!」と大絶賛していました。
おでんの汁を使うのがポイント! 和風おでんカレー
お笑い芸人・ロバート馬場さんのYouTubeチャンネルでは、市販のパック入りおでんを使った極ウマ“和風おでんカレー”を紹介。
まずフライパンにおでんの汁だけを入れます。そこに、水200ccを加えて火へ。汁が沸騰するまでの間におでんの具を好みの大きさに切っておきましょう。汁が沸騰したらカレールー40gをつぶしながら入れ、混ぜて溶かします。カレールーが溶けたらおでんの具を投入。味見をして、分量外の水で味を調整すれば完成です。
おでんの汁には「他の具材のうまみが溶け出しているので捨ててしまうのはもったいない」という馬場さん。「和風のお出汁がやっぱ効いてますね」とできあがったカレーを満足げにほおばっていました。
冬の定番・おでん。意外と面倒な下ごしらえも時短術でクリアできます。つい作りすぎてしまったときには、平野さんや馬場さんのアレンジレシピで二度おいしいおでんを楽しんでみてはいかがでしょうか?
文/内田裕子 ※画像はイメージです
参照/『ZIP!』公式サイト「おでん具材の下ごしらえ」https://www.ntv.co.jp/zip/kaiketsu/post/d9w9bq604n659e5w.html
馬場裕之公式YouTube「余ったおでんで極ウマ和風カレー」https://www.youtube.com/watch?v=3CoUmonM8Q4