子どもが騒いでいるときは叱って黙らせるのも1つの手ですが、後味が悪くなってしまいますよね。先日芸人の山田花子さんは、自身のブログで怒らずに子どもを落ち着かせる方法を公開。子育てに悩むママたちから注目を浴びていました。
怒らずにしらけさせる!?
話題となったのは「新しい子育てのやり方」と題されたブログ。ある日山田さんの長男と次男が遊んでいると、だんだん戦いごっこに発展してしまったそう。普通だったら怒って止めたくなるところですが、山田さんは「ママの取り合いはやめて!」と叫んだと綴っています。
山田さんの言葉を聞いた息子たちは、しらけてすぐに戦いごっこをストップ。
怒るのではなく、しらけさせる 斬新な子育てでしょ~
と明るく述べていました。
山田さんのブログを見たママからは、「怒らないで子どもを止めるユニークな発想にびっくり!」「芸人さんならではのアイデアで私も試したくなった」などと絶賛されています。
子どもがウソ泣きで喧嘩をストップ?
また過去のブログでも子育てについて書いている山田さん。昨年6月の「名演技」という記事では、兄弟の微笑ましいエピソードを明かしていました。
ある日山田さんの次男が、クーピーペンシルを半分に折るできごとが発生。山田さんが「何してるの!!」と怒ったところ、次男は半泣き状態に。
山田さんが次男にどうしてペンを折ったのか理由を問い詰めていると、長男が登場。ウソ泣きをしながら「許してあげて~」と弟を庇ったそうです。なかなかの大根芝居でしたが、山田さんは長男に免じて次男を許すことに。
しかし次の瞬間、泣いていたはずの次男はけろっとした顔であっかんべーを披露。どうやら次男も泣きの芝居をしていたらしく、
あの、泣き顔は、演技だったの? お兄ちゃんに泣きのお芝居教えてあげてよ~~
とオチをつけて締めくくっています。
楽しそうな山田家の様子に、ネット上では「芝居で仲裁に入るお兄ちゃんが優しい」「次男くんがお茶目すぎて怒りを通り越して笑っちゃう」といった声が寄せられていました。
「うるさい」「静かに」だけだと伝わらない?
山田さん流の平和な子育てを見てきましたが、人気YouTuber・てぃ先生も子どもを静かにさせる方法を公開中。
そもそも子どもに「うるさい」と怒っても静かにならないのは、言葉が抽象的だからです。てぃ先生曰く「うるさい」「静かに」という言葉だけだと、何をすればいいかわからない子どもも多いそう。さらに、子どもは見本がないと行動を実行するのが難しいと続けました。
そこでてぃ先生が提唱するのが、「アリさんの声」という表現。ただ「うるさい」と言うのではなく、「アリさん」という基準をつけ加えることで子どもはどれくらいの大きさの声がいいかイメージしやすくなります。逆に大きな声で話して欲しいときは「ゾウさんの声」と例えるのがおすすめですよ。
子どもが騒いでしまったときは、山田さんやてぃ先生の方法を参考に円満に解決してみてはいかがでしょうか?
文/内田裕子
参照/山田花子オフィシャルブログ「新しい子育てのやり方」https://ameblo.jp/yamadahanako-2021/entry-12714356844.html
山田花子オフィシャルブログ「名演技」https://ameblo.jp/yamadahanako-2021/entry-12679427628.html
てぃ先生公式YouTube「『静かに』『うるさい』より効果がある! 子どもが【静かにしてくれる】方法」https://www.youtube.com/watch?v=A0WPmCzcxD4