昨年11月、ryuchellさんのYouTubeチャンネルにタレントの千秋さんが登場。ryuchellさんと妻のpecoさんから、夏からスクールに通い始めたという3歳の息子についての悩み相談を受けました。育児の大先輩である千秋さんの見解はどんなものだったのでしょうか。
イヤイヤ期再来の息子を強く叱ってしまう
生まれてからずっとpecoさんと一緒だったという息子。スクールに通い始めてから、朝8時半に家を出て15時半に帰ってくる生活に変わったそうです。
pecoさんは「(息子は)すごい頑張ってて」と前置きしつつ、スクールが始まってからイヤイヤ期が再来してしまったと告白。「もう大暴れで、地雷も多いし、ホントにもう大変なんですよ」「帰ってきて、3時半から夜寝かす7時半~8時までがバチバチで…」と、余裕が持てず、つい息子を強く𠮟ってしまうことを打ち明けました。
「家で発散してくれていることはすごくいいことだ」としつつも、「頑張ってるもんねって思いながらも、だんだんHPが減ってきて、もうバーンってなっちゃって、スゴイ強いこと言っちゃったりとかっていうこともあって」「その時にすごいやっぱごめんねって思うんですよ」と苦しい胸の内を明かしていました。
大好きってことが伝わっていれば怒っても良い
相談を受けた千秋さんはまず「大好きってことが伝わっていれば、怒っても良いって思ってて」と回答。「私が娘のことを大好きなのは間違いないので、合ってるか分かんないけど、私が正しいと思った私のルールに沿ってくださいと思ってる」と自身の考えを語りました。
予想外の千秋さんの言葉に、pecoさんは「自分がプリンセスだ、みたいな気持ちで生きてきたんですけど、そこに小さな王子さまが生まれて、私はプリンセスじゃなくて、この子が王子さまだと思ってやらなきゃって思ってたんですけど…」と今にも泣きだしそうな様子。
「王子さまとお姫さまは変わらなくて、あとから来たちっちゃい王子さまはこの国のルールに従ってください。だけど、二人とも子供のことを一番に考えてるのは間違いなくて…」と千秋さんが諭すと、pecoさんは感極まって号泣する一幕も。
感激するpecoさんにryuchellさんも同意しつつ、「すごく勇気いるし、親が余裕を持つことが一番たぶんきっと子育てにすごくいいんだな」と新たな気づきを得た様子でした。千秋さんの言葉は、同じ悩みを抱える多くのママたちに勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
ポジティブな「でも」でフォローすることが大事
人気子育て系YouTuberのてぃ先生の動画でも、「子どもへ感情的に怒ってしまった…」というときの対処法が紹介されています。てぃ先生曰く、つい「ダメ!」と怒ってしまっても、そのまま終わりにしないようにすることが大切なのだそう。
具体的には「ダメ!」と言ってしまったあとに「でも」と付け加える方法。てぃ先生は「ママ、○○くん○○ちゃんのこと、大きな声で怒っちゃった。でもママは、○○くん○○ちゃんのこと大好きなんだよ」と愛情を伝えたり、行動に理解を示したりするのがいいと説明しました。
「でも」と付け加えることで、「ママ、パパ、先生は、ちゃんと僕が思っていることをわかってくれているんだ」という安心感につながり、その結果「こうしてね」「ああしてね」ということも素直に受け取ってくれやすくなるのだそう。
子供を強く叱ってしまうことに悩んでいるパパやママも、親である以前にひとりの人間。つい「ダメ!」と叱ってしまったときは、千秋さんやてぃ先生を参考にしてみてはいかがでしょうか?
文/内田裕子 ※画像はイメージです
参照/ryuchell公式YouTube「【芸能界の大先輩】千秋さんからのアドバイスに夫婦で大号泣」https://www.youtube.com/watch?v=TcAXCkUzwPg
てぃ先生公式YouTube「『子どもへ感情的に怒ってしまった…』でも、“この言葉”を足せば大丈夫!」https://www.youtube.com/watch?v=Q3IRUKG3CF8