みなさんはスーパーなどで鮭を買ったとき、どのように調理していますか? 「塩焼き」にして食べるのももちろんおいしいですが、他の鮭料理も知っておくと飽きずに済むかもしれません。そこで今回は、“鮭の活用術”を学んでいきましょう。

焼き鮭を味噌汁にイン!

以前放送された『ZIP!』(日本テレビ系)では、鮭のアレンジレシピを紹介。King&Prince・平野紫耀さんが、魚屋の森朝奈さんに教わりながらさまざまな料理を作っていました。

 

まずは朝ご飯におすすめしたいレシピ「鮭の味噌汁」をチェック。食べやすい大きさにカットした鮭の切り身1切れを、フライパンで焦げ目がつくまで焼きます。続いて鍋で沸騰させた水300mlの中に、焼いた鮭、お好みの野菜適量、顆粒だし小さじ1/2を投入。1分加熱したら火を止めて、あとは味噌大さじ1と1/2を溶かせば完成です。

 

実食した平野さんは、「鮭の脂と味噌がマッチしていておいしいですね」と大絶賛。ちなみに同番組では、お好みの野菜としてほうれんそう&コーン缶を加えていたので、参考にしてみてくださいね。

肉を“鮭”で代用した「青椒肉絲」!?

また平野さんは焼き鮭に引けを取らない美味しさの「塩鮭の炊き込みご飯」にも挑戦。作り方は非常に簡単で、炊飯器に米2合、水300ml、白だし50ml、しめじ100g、甘口の塩鮭2切れ、刻みしょうが小さじ1、酒大さじ1を入れて炊くだけです。同レシピでは、小骨がない“尻尾側(かまぼこ型)の身”を使うのがポイント。炊きあがった後、小骨を気にせずにご飯と混ぜることができますよ。

 

身近な食材である鮭は味噌汁や炊き込みご飯だけでなく、実は「青椒肉絲(チンジャオロース)」にも活用可能。まず骨と皮を取った鮭の切り身1切れを細切りにしたら、片栗粉小さじ1/4をまぶしてください。次にたけのこ50g、ピーマン1個、パプリカをそれぞれせん切りにします。

 

下準備を終えた具材は油を引いたフライパンで一緒に炒め、最後はタレ(オイスターソース大さじ1、減塩しょうゆ小さじ1/2、酒・鶏ガラスープの素各小さじ2、水大さじ2、片栗粉小さじ1/4、しょうがチューブ・にんにくチューブ各5mm)と絡めればできあがります。

 

肉の代わりに鮭を使った同レシピ。しっかりした歯ごたえはもちろん、DHAなどの栄養素も豊富に含まれているのが魅力的です。

手軽に作れる「照り焼きサーモン」

今年9月放送の『どさんこワイド179』(札幌テレビ)でも、鮭のアイデアレシピが登場。出張料理人の垣實敬介さんが、フライパン1つで作れる簡単レシピ「照り焼きサーモン」を披露していました。

 

まず生鮭切り身2切れに塩適量を振って下味をつけ、小麦粉適量をまぶします。次に油を引いたフライパンで、お好みの野菜(かぼちゃ、さつまいもなど)適量と鮭をこんがりと焼きます。鮭は片面3~5分ずつ焼くといいですよ。

 

その後一度火を止めて、タレ(砂糖・みりん各大さじ1、しょうゆ大さじ3)を加え、タレを具材に絡めながら中火で2~3分加熱すれば完成です。

 

焼き野菜と一緒に食べる「照り焼きサーモン」は、小麦粉をまぶしているので、しっとりとした仕上がりに。鮭を焼くときは「皮目」から焼くと、きれいな焼き色がつくとのことでした。

 

鮭を使った料理はマンネリ化しがち。さまざまなアレンジレシピを覚えれば、家族にも喜ばれるのではないでしょうか。

文/内田裕子
参照/『どさんこワイド179』公式サイト「フライパンひとつで! 照り焼きサーモン」https://m.stv.jp/tv/dosanko_eve/recipe/u3f86t00000br71n.html