秋から冬にかけて美味しい魚といえば“サバ”。 9月29日に放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)ではサバのおすすめ調理法を特集。絶品のアレンジが紹介されていました。
10分で完成するお手軽サバ料理!
サバ料理というと、味噌煮や塩焼きといった和食が浮かびますが、スーパー家政婦のmakoさんは一風変わった「サバ缶のキッシュ風トースト」(2人前)を紹介。
作り方は簡単で、まずポリ袋に水けをきったサバの水煮缶1缶、粗みじん切りにしたパプリカ1/4個、卵2個、牛乳大さじ2、ピザ用チーズ大さじ4、コンソメ小さじ1/2を入れてよく混ぜ合わせましょう。
キッシュは本来生地作りが必要ですが、makoさんは厚切り食パン2枚で代用。食パンの真ん中をそれぞれつぶし、くぼみに先ほど混ぜた具材を流し入れます。オーブントースターで7分ほど加熱し、仕上げにこしょう・乾燥パセリ各適量を振りかければできあがり。
調理時間たった10分で作れる料理に、視聴者から「忙しい朝でもすぐ作れる!」「サバのおかげで食べごたえもあって嬉しい」と好評のコメントが相次いでいます。
塩サバで工程をカット!
さらにmakoさんはもう一品、時短で作れる「サバのヨーグルトフライ」を伝授。はじめにポリ袋を用意して、ヨーグルト大さじ2と小麦粉大さじ1/2をミックスします。さらに袋へひと口大にカットした塩サバ2切れを加えて、よくまぶしてください。塩サバを使うことでめんどうな下味の手間をカットできる上、塩で臭みも軽減されて食べやすくなりますよ。
続いて別のポリ袋にパン粉大さじ6、先ほどの塩サバを入れて切り身全体にパン粉をつけていきます。つけ終わったら油大さじ2を熱したフライパンで、両面をこんがりと焼き色がつくまでそれぞれ4分ずつ焼きましょう。
サバを焼いている間にヨーグルトソースを作ります。ポリ袋にゆで卵1個、ヨーグルト大さじ2、とりがらスープ小さじ1/4、みじん切りにした玉ねぎ1/4個、塩・こしょう・乾燥パセリ各適量をイン。卵をつぶしながらなめらかになるまで混ぜ、あとは焼き上がったサバに添えれば完成です。
実際に試食した和牛の川西賢志郎さんは、食べてすぐに「うわっ!めちゃくちゃ美味い」と一言。相方の水田信二さんも「おいしんじ!」と大絶賛でした。
少ない調味料で絶品の味に!
さまざまなサバのアレンジレシピを見てきましたが、定番のサバ料理も簡単に作りたいですよね。以前『情熱大陸』(TBS系)のYouTube公式チャンネルでは、魚屋の店主・前田尚毅さんが手軽にできる「サバの煮付け」を教えていました。
用意する材料はカットしたサバ2切れ、水150cc、酒50cc、しょうゆ20cc、砂糖20gだけでOK。まず容器で水、酒、しょうゆ、砂糖を混ぜてタレを準備。作ったタレとサバを鍋に入れて、落としブタをしましょう。落としブタが家にない人は、アルミホイルやキッチンペーパーを使っても大丈夫ですよ。
鍋を約3分強火にかけたら、サバを取り出して皿に盛りつけ。残った煮汁は再び約2~3分ほど鍋で温めます。前田さんいわく、汁を煮詰めることで濃厚さが増すそう。最後に温めた煮汁をサバにかければ、魚の味を活かした「サバの煮付け」が完成です。
今回紹介したレシピを参考に、いつもと違う味わいのサバを堪能してみてはいかが?
文/内田裕子 ※画像はイメージです。
参照/『情熱大陸』公式チャンネル「5分で調理! サバの煮付けが簡単にできる魚屋さんのレシピを公開! #2」https://www.youtube.com/watch?v=p5PNdObX6mo