子どもの頃は様々な職業に憧れますが、実際に夢を叶えるのは難しいですよね。以前サッカー選手の本田圭佑さんが、小学生に夢を実現させる方法を教える動画を公開。サッカー界で活躍してきた本田さんはどのように頑張ってきたのでしょうか?
大切なのは自分で考え抜くこと!
まず本田さんは動画冒頭で、サッカー選手を目指している子どもたちに週何日練習しているか聞きます。2日という答えに対し、“週2回の練習で日本代表になれると思いますか?”と尋ねました。
「なれない」と返答する子どもたちに、本田さんは「それ(週2日の練習では代表にはなれない)を自分で考えないと」と、アドバイス。そして練習がたりないのは子どもの知識でもわかるのだから、あとは自分でどう練習するか考えようと説きます。
別の場面では子どもにトップ(FW)のコツを聞かれ、“トップとは何か”を逆に質問。まず子どもの答えを引き出そうとする本田さんの指導に、子を持つママたちからは「他人からやれって言われるよりも、自分で考えた方が続けられるよね」と絶賛の声が尽きません。
自分で考えさせる方法は、サッカーに限らず子どものやる気を引き出すのに役立ちそうですね。
どこまで頑張ればいい?
自主的な練習が重要だと教える一方で、本田さんはどれくらい頑張ればいいかもアドバイス。話を聞いて週7日練習するという子どもに、休むのも大事だと切り出します。
人間は練習をいっぱい頑張ると強くなる前にケガをしてしまうと説明。ケガをするレベルの練習はやりすぎなので、まずは自分の限界を探ってどのタイミングで休むべきかを学んでほしいと伝えていました。
また、サッカー以外の遊びについても言及。ちゃんとサッカーの練習をするなら、空いた時間でゲームなどをしてもOKだと語っています。実際、本田さん自身も子どもの頃はゲーム好きだったそう。
バランスよく練習を続けてきた本田さんの言葉に、視聴者からは「スポーツ選手ってずっと練習漬けなイメージだったのでびっくり」と驚きの声が。「しっかり息抜きしてるからこそ頑張れるのかも」「大人でも勉強になった!」など称賛する人が相次いでいます。
意識を高く保つのが重要!
本田さんは2019年に公開した動画でも、どうやってサッカーの練習をしてきたかを伝授。例えば“指導者が悪くても自分で何をすべきか考えてメニューを構築”“レベルの高い環境をイメージしたトレーニング”をおこなうことで、周囲の環境に左右されない練習をしていたようです。
ほかにも常に意識を高く持ち、「『周りにいるお前らとは違う』って言い聞かせてた」と話す本田さん。そしてこれら3つの練習方法をできたのは、根性や才能があったわけではなく、父や祖父母が人生の行き先を教えてくれたからだと言います。
本田さんの説明に感心する人は多く、「子どもが夢を諦めないように親はサポートしないとな」「夢を挫折しかけていたけど励まされた」といった声も。
子どもの夢を応援したい人はもちろん、自分の目標がある人も本田さんの教えを参考にしてみてはいかがでしょうか。
文/内田裕子
参照/本田圭佑公式YouTube「小学生に本田圭佑が語る『夢』を叶えるには...」https://www.youtube.com/watch?v=Ty9GbJ2iMD4
本田圭佑公式YouTube「《 VISION 》10代で簡単に夢を諦めてはいけない」https://www.youtube.com/watch?v=zCss5WcHkeM