「ラーメン」「揚げ物」「スイーツ」は季節を問わず、ついつい食べてしまいがち。美味しいけれど、太りそうで怖いですよね。8月に放送された『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)では、無理せずグルメ太りを防ぐ“お得な食べ方”を紹介していました。

ベストチョイスで罪悪感なし!

番組では「知っていれば体が得をする! 無理せずベストチョイス」を特集。「ラーメン」「揚げ物」「スイーツ」それぞれの上手な選び方とは…。

 

まずは糖質たっぷりの麺と、油多めのスープがたまらない「ラーメン」から。ダイエット中の人には禁断の食べ物ですよね。しかしトッピングの選び方次第で、太りにくくできるのだそう。

 

その1つが“チャーシュー”です。肉のたんぱく質に含まれる「L-カルニチン」が、脂肪の燃焼を高めてくれるので代謝がアップ。野菜よりも肉と一緒に食べたほうが、効率よくカロリーを消費できます。

 

タンメンなどの野菜に含まれる食物繊維は、糖や脂肪の吸収を穏やかにしてくれる効果あることで有名。しかし吸収した脂肪を燃やすには、お肉の方がより太りにくいと言えます。

 

また麺も「かため」を選ぶのがベスト。ゆっくりしっかり噛むことで、満腹中枢が刺激されて食べすぎを防いでくれますよ。

ダイエットの味方「L-カルニチン」

続いてはダイエットの天敵「揚げ物」。こちらも「L-カルニチン」が含まれている“トンカツ”がグッド。ビタミンB1も豊富に含まれているため、糖質もエネルギーに変えてくれます。

 

アジフライなどの魚のフライも良いですが、EPA・DHAなどの栄養素は揚げてしまうと油に70%も逃げてしまうそう。魚は刺身など、生で食べるとよりEPA・DHAを摂取できますよ。

 

最後は女性なら誰しもが大好きな「スイーツ」。どうしても甘いものが食べたいというときは、“シュークリーム”がおすすめ。

 

糖質と脂質の組み合わせが最も太りやすい組み合わせですが、ポイントはその量。シュークリームは皮の密度が低く、小麦粉の量が少ないですよね。

 

また中のカスタードクリームも原料が卵と牛乳がメインなので、生クリームより脂質が少なくカロリーも低め。食後のデザートは、生クリームたっぷりのケーキからシュークリームに変えてみては?

太らない魔法の食べ方

ダイエット専門管理栄養士・もえぞうさんも自身のYouTubeで「カップラーメンを食べても太らない魔法の食べ方」を紹介しています。

 

カップラーメンは野菜や肉が少なく、まさに糖質の塊。糖質を取りすぎると、消費しきれず脂肪に。また塩分もたっぷり入っているため、摂りすぎることでむくみにつながります。

 

カップラーメン1つでは満足できず、おにぎりやスイーツなど追加で糖質を摂取してしまうことも太りやすいポイント。気づかないうちに、糖質の摂取量が増えがちに…。

 

しかし食べ方次第で痩せることも可能です。ラーメンを食べる際に「野菜、肉、卵と一緒に食べる・スープは残す・よく噛んで食べる・食べる時間に注意する」に気をつけると良いそう。

 

野菜などと一緒に食べて栄養バランスを整えることでおなかの持ちが良くなり、スープを残すことで塩分の取りすぎも防げます。

 

また食べる時間については、22時以降はNG。就寝の3時間前までには食べ終えるようにしましょう。カップラーメンを食べるなら、一番太りにくい昼に食べるのがおすすめ。よく噛んで食べ、満腹中枢を刺激することも忘れずに。

 

日々の食事を上手に選んで、無理なくダイエットを続けたいですね。

文/内田裕子
参照/主治医が見つかる診療所「人生激変女性芸能人ガチ検査! お得な食べ方SP」https://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/index.html?trgt=20210819
ダイエット専門管理栄養士・もえぞう 公式YouTube「【知らないと損】カップラーメンを食べても太らない魔法の食べ方」https://www.youtube.com/watch?v=VNW_HcrxKHE