外出自粛の状況が続き、家にいながら旅行気分が味わえる海外グルメの人気が高まっています。8月放送の『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)では、特に注目されている台湾料理の定番レシピが紹介されました。

本場のルーロー飯が時短で作れる!?

本格台湾料理を気軽に作れるようアレンジしてくれたのは、アジア料理のレシピ本を16冊出版している料理研究家のエダジュン先生。最初にピックアップするのは、甘辛い味付けでご飯がすすむルーロー飯のレシピです。

 

まずは食材の下ごしらえから。豚バラ薄切り肉200gは3~4cm長さに、しいたけ2枚、にんにく1片は薄切りにします。薄切り肉を使うことで調理時間が短縮でき、味もよく染み込むそうです。

 

次に水200ml、しょうゆ大さじ2、酒・砂糖各大さじ1、五香粉小さじ1とカットした食材を鍋に入れ、あくを取りながら中火で10分煮込みましょう。あとは器に盛った温かいご飯の上にかけ、高菜漬けを添えれば完成です。

 

八角や花椒などがブレンドされたスパイス「五香粉」が味の決め手。少し聞き慣れない食材かもしれませんが、100円ショップでも入手可能です。試食したAAAの與真司郎さんも「八角が苦手でもおいしい!」とコメントしていました。

台湾の国民的スイーツ「トウファ」

次に紹介するトウファは、豆乳プリンにシロップやフルーツをトッピングして食べるスイーツ。台湾では老若男女を問わず日常的に食べられています。さっそく作り方を見ていきましょう。

 

小鍋に無調整豆乳300mlと砂糖大さじ1を入れ、沸騰しないよう弱火でじっくり加熱します。十分に温まったら、粉ゼラチンを加えてしっかりと混ぜ合わせ、浅めの容器に注ぎ入れたら、冷蔵庫で2時間冷やし固めます。

 

十分冷やせたら、くずしながら器にすくい入れ、トッピングのマンゴーやつぶあんをお好みで盛りつけましょう。仕上げに砂糖大さじ2を水100mlに溶かしたシロップをかけて召し上がれ。

 

スタジオで試食した安めぐみさんは、「すごく上品ですね、ちょうどいい甘さ」と絶賛していました。白玉やさつまいも、季節のフルーツなどでトッピングを変えたり、シロップを黒糖で作ったりとアレンジしても楽しめそうですね。

ホロホロ食感が人気!台湾の朝食「シェントゥジャン」

これからの季節、体を温めてくれるスープのレシピも気になるところ。人気料理家・ぐっち夫婦は、YouTubeチャンネルで台湾の朝ごはんとしても人気のシェントゥジャンを紹介していました。調理時間約10分と手軽に作れますよ。

 

使用する食材はザーサイ30g、干しエビ大さじ1、青ねぎ3本、パクチー適量。まず最初に食材をカットしていきます。ザーサイ、干しエビをみじん切りに、青ねぎを小口切りにしてください。パクチーは1cm幅に切りましょう。

 

次に、フライパンでごま油大さじ1を熱し、ザーサイ、干しエビを投入したら、香りが立つまで炒めます。豆乳400mlは煮たたせないように温め、ザーサイ、干しエビ、青ねぎ、しょうゆ大さじ1、黒酢小さじ2を入れた器に注ぎ、パクチーを散らしてできあがり。お好みでラー油をかけても美味しくいただけます。

 

手軽に作れる台湾料理で、自宅でお出かけ気分を味わってみませんか?

文/内田裕子  ※写真はイメージです。
参照/『土曜はナニする!?』公式サイト「予約が取れない10分ティーチャー」https://www.ktv.jp/donani/recipe/210828_teacher.html
料理家ぐっち夫婦公式YouTube「台湾の朝ごはんの定番!「鹹豆漿(シェントゥジャン)」の作り方」https://www.youtube.com/watch?v=FkzD6EwDgJY