8月放送の『男子ごはん』(テレビ東京系)で紹介されたのは、“ぶっかけ飯”シリーズの第5弾。MCである料理家の栗原心平さんが、おうちでも簡単に調理できる絶品飯を披露してくれました。食材をご飯の上にかけるだけなので、料理が苦手な人でも気軽にトライできるはずですよ。

余ったサバ缶の消費に最適!?

最初に登場したメニューは、余りがちなサバ缶とねぎをフル活用できる「サバ缶とねぎの旨煮ぶっかけ飯」。

 

さっそく作り方を見ていくと、まず鍋に汁をきったサバ水煮缶1缶、しょうゆ大さじ1と1/2、みりん大さじ1、酒大さじ1/2、砂糖小さじ1を入れて中強火で加熱します。

 

次に根元を落として5cm幅の斜め切りにしたわけぎ2本も鍋に投入。後はサッと煮て、温かいご飯適量の上に煮汁ごとかければできあがりです。実食したMCの国分太一さんは、「うまーーーい!」「これはやんなきゃダメだね」と大絶賛していました。

 

実際に調理した人からも「余ったサバ缶の消費に最適なレシピ!」「おかわりしたくなるくらいおいしい」などの声が相次いでいます。

夏らしい味わいを楽しめる“冷や汁ぶっかけ飯”

食べごたえ抜群の“旨煮ぶっかけ飯”ですが、サラっとした一品を食べたい人には「即席冷や汁ぶっかけ飯」がおすすめ。ご飯に冷たいほうじ茶と味の決め手になる“みそ玉”を入れた逸品です。

 

作り方は、はじめにみそ大さじ3とみりん大さじ2、砂糖・酒・しょうゆ各大さじ1、白すりごま大さじ1/2を小鍋に入れます。混ぜながら中弱火にかけ、沸いてきた頃合いでかつお節(ソフトパック)10gをたしてください。水分を飛ばしながら少し煮詰めたら、みそ玉の完成。器に取り出して冷蔵室で冷やせば、2週間ほど日持ちします。

 

続いて薄い輪切りにしたきゅうり1本をボウルに入れ、塩小さじ1/2を加えます。振った後によくもみ込み、15分寝かせましょう。出てきた水分をしっかり搾り、ご飯の上にきゅうりとみそ玉、冷たいほうじ茶をかければできあがり。同メニューも実食した国分さんは、「夏の味!」「このきゅうり絶妙ですね!」とレビューしていました。

かつおもぶっかけ飯と相性抜群!

栗原さん直伝の2品をセレクトしましたが、実は以前放送された『きょうの料理 つくろう! にっぽんの味47』(NHK)でも「ぶっかけかつお飯」の作り方を披露。調理にかかる時間は15分ほどなので、時短したいときにぴったりですよ。

 

作る手順は、まず1.5cm厚さにカットしたかつお(さく/刺身用)約150gを耐熱皿に並べます。酒大さじ1を振りかけたら、ふんわりとラップして1分40秒レンチン(600W)。かつおから出てきた水分は、臭みやクセを取り除くために捨てましょう。

 

水を捨てたら耐熱容器に身を細かくしたかつお、皮つきのまま粗みじん切りにしたしょうが50g、軸を除いて粗みじん切りにした生しいたけ2枚、酒・みりん・しょうゆ各大さじ2、砂糖大さじ1を投入。軽く混ぜてラップをふんわりとかけたところで、600Wの電子レンジで4分温めてください。

 

最後はご飯適量の上に温めた具材、せん切りにした青じそ適量を盛りつければ完成です。温かいご飯とかつおは相性抜群。きっと箸が止まらなくなるはずですよ。

 

手間をかけずにお腹を満たしたいときは、ぜひ今回紹介した“ぶっかけ飯レシピ”にチャレンジしてみてくださいね。

文/牧野聡子 ※画像はイメージです。
参照/『男子ごはん』公式サイト「サバ缶とねぎの旨煮ぶっかけ飯」https://www.tv-tokyo.co.jp/danshigohan/recipe/210815/recipe_657.html
『男子ごはん』公式サイト「即席冷や汁ぶっかけ飯」https://www.tv-tokyo.co.jp/danshigohan/recipe/210815/recipe_656.html
『きょうの料理 つくろう! にっぽんの味47』公式サイト「ぶっかけかつお飯」https://www.nhk.or.jp/lifestyle/recipe/detail/42849.html