7月19日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)には、女優の浜美枝さんが登場。77歳になった浜さんは過去を振り返り、子育ての悩みを解消してくれた“先輩女優からの助言”を話していました。

働く女性に寄り添う息子に育てた“浜さん流子育て方法”

息子2人と娘2人を育て上げ、現在は子どもたちが結婚して2人の夫と2人の妻を迎え入れた浜さん。話によれば次男一家と暮らしているそうですが、浜さんは次男の様子を見て“夫婦で一緒になって料理したり子育てをしたりしている”と語っています。

 

というのも浜さんは男の子を育てる際、「とにかく働く女性の味方になれるような男になれ!」と言い続けてきたとのこと。その結果、次男や長男の夫婦生活は“一緒になって家事や育児をする”というスタイルに。次男や長男のパートナーを助ける姿勢は、浜さんの地道な発言によって育まれたとも考えられますね。

 

また「(自分の人生で)仕事を辞めるっていう選択は1度もない」とも語る浜さん。“働く女性”として長く過ごした経験があるからこそ、息子たちに“女性に寄り添うことの大切さ”を伝えたかったのかもしれません。

「100点取ろうと思っちゃダメ」発言に反響続出

浜さんの子育てに対するこだわりを取り上げましたが、実は過去に俳優業と子育ての両立の難しさに悩んでいた時期が。そんなとき、親子役で共演していた先輩女優の沢村貞子さんに「あのね、何でも100点取ろうと思っちゃダメよ。70でいいの」と言われたそうです。

 

さらに「お母さんも女優も主婦も70点取ればいいの!」「たしてごらんなさい」と発言。その言葉を聞いた浜さんはスーっと肩から力が抜け、気が楽になったとのこと。当時を振り返り、「人生の宝になりました」と話しています。

 

同番組の視聴者からは、「確かにすべて100点を求めると体がついていかないよね。なにごともほどほどがちょうどいいのかも」「私も沢村さんの発言を聞いて心が救われたような気分」といった反響が相次いでいました。

子育てのイライラを減らす方法って?

共感の声が続出した“100点取ろうと思っちゃダメ”発言。無理をしない程度に子育てを頑張りたいものですが、ときには子どもに対してイライラすることもありますよね。

 

そこでここからは、男性保育士のてぃ先生が自身のYouTubeチャンネルで解説している“子育てのイライラを減らす方法”を見ていきましょう。

 

てぃ先生いわく、子育ては自分自身に余裕がないときにイライラしやすいそう。またイライラを生み出す原因として「自己肯定感の低さ」「幸福感の低さ」の2つが挙げられていました。そこで注目された行動が「気づかれない親切」です。

 

気づかれない親切とは、誰も見ていない状況の中で親切な行動をおこなうこと。てぃ先生は「気づかれない親切をしたときのほうが自己肯定感がグンと上がりやすいことがある」と説明しています。

 

たとえば道端に落ちているゴミを拾ったときに「いいことしたな~」と自分が誇らしくなるのは、“気づかれない親切”を実施したため。自己肯定感は幸福度と連携しているので、“気づかれない親切”をくり返せば2つ同時に高められますよ。

 

人によってさまざまな子育てに関するお悩み。育児に悩んだ際は、今回紹介したアドバイスやテクニックを思い出してみてはいかが?

文/河井奈津
参照/てぃ先生公式YouTube「【子育てのイライラ】を減らすことができる、今すぐ始められる簡単な方法」https://www.youtube.com/watch?v=43fN-hSePNs&t=223s