■さまざまな「経験」を通じて、英会話を学ぼう!
英会話は、英語でコミュニケーションを楽しむために学ぶもの。日本ではまだまだ「教室内でのレッスンを通じて、英会話を習得させるスタイル」が一般的です。 しかし、英語圏の赤ちゃんが言葉を覚える様子をイメージしてみると、そこには「教室」も「黒板」も「単語カード」もありません。日常の中のさまざまな活動を通じて、ごく自然に英会話を学んでいきます。これと同じように、「経験を通じて英会話を学ばせよう」という取り組みを行う教室も、少しずつ増えてきています。 ここで気になるのが、「いったいどんな経験を通じて英会話を学ぶの?」という点です。実際の英会話教室で取り入れられているのは、以下のような活動です。 ・演劇
・チアダンスやサッカー
・放課後の各種活動 どのような活動であっても、「英語を使って行う」ことをルールにすれば、それはそのまま「子どもたちが生きた英語を学ぶ場所」となります。演劇では、さまざまなシーンを演じながら表現力を養えます。運動系の取り組みであれば、英語力と共に体力や技術力の向上にもつながるでしょう。 放課後の各種活動は、多岐にわたります。いわゆる「英語学童」がこちらにあたりますが、「おやつ」や「宿題」、先生や友だちとの「遊び」や「アクティビティ」を英語で行うことで、ごく自然に英語力を高めていけます。 「英語を使って○○をする中で、表現力やコミュニケーション力を磨いていく」というのは、英語圏の子どもたちが英語を習得していくのと似たスタイルで、子どもたちにとってのメリットも大きくなるでしょう。 とはいえ、英語を学ぶツールとなるのは、教室が行っている「各活動」となります。これらの活動に興味を抱き、積極的に参加できる子どもは、英会話やコミュニケーションの能力もぐんぐんと伸ばしていけます。しかし一方で、もともとの活動に興味を抱けない子どもの場合、英会話力も思うように伸びない危険性があります。 英会話だけではなく、それぞれの活動に対して子どもがどう感じているのか、しっかりとチェックした上で入会を決める必要があります。