★【ポイント1】自宅からの距離 小学生英会話教室では、基本的に「週に1回、先生が待つ教室」にてレッスンが行われています。入会を決めたら、決められた時間までに決められた場所へと出向かなければいけない、というわけですね。 英会話教室の場合、小学生向けのコースは夕方に開講されるケースがほとんどです。特に低学年の場合には5時頃からレッスンがスタートするケースも少なくありません。 もし「子ども一人で教室に行くのが難しい」ということであれば、当然保護者が送り迎えをすることになります。仕事をしているママの場合、この「レッスンスタート時間」がネックになるケースも少なくありません。 教室が自宅からすぐ近くのところにあれば、保護者の時間的な負担も軽減できます。また子どもの安全を確保した上で、「自分一人で通わせる」という選択肢も生まれてくるでしょう。できるだけ自宅から近い教室を選ぶことで、親子の負担も軽減できます。 ★【ポイント2】融通の利きやすさ 親子でどんなに努力しても、「教室のスケジュールに合わせるのが難しい……」なんてケースもあるでしょう。こんなときには、教室側が融通を利かせてくれると安心して対応できます。 たとえば、多数の子どもが通っていて、幅広いコースが開講されている場合、スタート時間が遅いレッスンを選べるかもしれません。個人指導の英会話スクールであれば、最初から自分たちの好きな時間にレッスンを受けられるよう、調整することも可能となります。 また、「どうしても今日は難しい」というときには、欠席分を他の日に振り替えられると便利です。振替方式を採用している教室であれば、レッスン料が無駄になることもありません。 ★【ポイント3】無理なく支払える月謝であること 最後のポイントは、経済面から見る「通いやすさ」です。小学生英会話教室の月謝は、5,000円代から15,000円代であるケースがほとんどです。とはいえこの数字だけを見ても、教室によって「月10,000円」もの差があることがわかります。 英会話教室では、通常のレッスン料以外にも教材費や年会費、検定費用などがかかるケースも珍しくありません。魅力的な教室を見ると、「どうしてもここに通わせたい!」と思う気持ちもわかりますが、経済的に無理があるプランでは、やがて破たんしてしまいます。 長く継続していくためには、教室に支払う費用の総額が「無理なく支払える範囲」に収まっていることを確認してください。
■無理は禁物。「通いやすい教室」を親子でじっくり話し合ってみて
「距離」「時間」そして「費用」。これら3つのポイントのうち、1つでも無理をすると、親子それぞれのストレスが蓄積していってしまいます。問題がすぐに表面化するわけではありませんが、少しずつトラブルの種が育っていってしまいますから、注意してください。 またこれらの項目をチェックした結果、親子で「通いやすいと思う教室」が異なることも考えられます。このような場合には、親子でよく話し合うことをオススメします。 それぞれがなぜ、その教室を「通いやすい」と思うのか、理由を伝えあってみてください。どこに魅力を感じているのかがわかれば、お互いに歩み寄るポイントも見えてくるはず。 親子そろって満足できる英会話教室を選ぶことができるでしょう。