先日、ネット上では“インターホンが鳴っても他人任せな家族ってどう思う?”というコメントが注目の的に。質問した女性のAさんは、来客があっても対応してくれない夫に苛立ちを募らせているようです。ママたちからは、どのような意見が寄せられたのでしょうか?

なぜかインターホンが鳴っても出てくれない夫

事件の発端は、晩ご飯の支度中にインターホンがなった時のことです。手が離せなかったAさんは夫に「代わりに出てもらえる?」とお願いしたところ、不機嫌な様子で対応。その後もしばらく夫の不機嫌が続き、食卓は重い空気に包まれたそうです。

 

それからはインターホンが鳴っても夫に頼まず、すべて彼女が対応することに。納得できないAさんは「なぜ私だけが対応しないといけないのかわからない。みなさんの家庭ではどうですか?」と周りにアドバイスを求めていました。

 

“インターホンが鳴った時に対応してくれない”問題に悩む人は多く、「呼び鈴が聞こえても1mmも動かない旦那。私を来客対応係とでも思ってるのかしら…」「『誰か来たよ』と知らせてくるけど、代わりに出てくれたらいいのに」といった不満の声が上がっています。

スッピンの時は代わりに出て欲しい…

愚痴をもらす妻が目立つ中、“気にしない派”も一定数いる模様。

 

不満もなく対応する人たちの声を見ていくと、「大した手間でもないし、そんなにイライラはしないかな」「うちの場合は夫が人と話すのが苦手だから、私が率先して対応。まったくめんどうと思わないですね」などの主張が見られました。

 

しかし状況が変われば、“気にしない派”でも「代わりに出て欲しい」と思うことが。

 

たとえば「スッピンの時、ちょうど来客がありました。さすがに『ごめん出てもらえる?』とパートナーに頼んだ(笑)」「夏場は薄着の場合が多いため、夫や息子に出てもらう機会が増える」といったエピソードが寄せられています。人に見られたくない状態の際は、他の家族にお願いすることが多いようですね。

 

中には“気づいた方が対応する”というルールを決める家庭も。「そもそも誰が出なきゃいけないと決める必要はない。近い人が出れば問題ないと思う」などの意見も少なくありません。

夫婦関係で不満なことの第1位は「気が利かない」

様々な声が相次いだ“インターホンが鳴っても対応してくれない”問題。良好な夫婦関係を築く上では、些細な問題でも気配りすることがとても大切ですよね。

 

ちなみに株式会社出前館が以前実施した“夫婦関係や家事分担に関するアンケート調査”の結果によると、“夫婦関係で不満なこと”の第1位(特になし以外)は「気が利かない(23.1%)」。次いで「家事の協力をしてくれない(15.8%)」「話を聞いてくれない(13.0%)」と続きます。

 

男女別で見た場合、「気が利かない」は男性よりも女性の方が20ポイント以上高いという結果に。良好な夫婦仲を保つためには、パートナーを助けるような気が利く行動を心がけた方がいいのかもしれません。

 

家庭によってルールは様々なので一概に言えませんが、夫婦のどちらかに負担が偏る状況は避けたいところですね。

文/内田裕子
参照/株式会社出前館「夫婦関係や家事分担に関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000029254.html