■小学生英会話教室、レッスンスタイルは主に3つ
子どもの英会話教室をどのように選ぶべきなのか、迷う方も多いことでしょう。学ぶのは「自分」ではなく「子ども」だからこそ、伸長に選びたい!と思うのも当然のことです。 小学生英会話教室を選ぶ際のポイントの一つとなるのが、「その教室がどのようなレッスンスタイルを採用しているのか」という点です。子どもの英会話教室のレッスンスタイルは、主に3つにわけられています。
・大人数制のクラスレッスン
・少人数制のグループレッスン
・マンツーマン方式の個人レッスン
それぞれにメリットもあればデメリットもあります。まずはそれぞれのスタイルの特徴についてチェックしてみましょう。
【大人数制のクラスレッスン】 大人数制のクラスレッスンは、「多人数の生徒に対して、一人の講師」というスタイルで行われます。小学生向けの「英会話教室」でこのようなスタイルを採用する教室は、そう多くはありません。しかし「中学における英語学習の準備」など、「学習塾」的な要素が強い教室では、このようなスタイルでレッスンを進めていることもあります。
生徒数に対して講師の数が少ないために、「講師と話す機会が少ない」というデメリットがあるものの、その分同じ世代の子どもたちとのやり取りは活発になります。また1クラスを同時に受ける生徒数が多いために、レッスン料が安価になりやすいという特徴があります。
もし大人数制のクラスレッスンを希望するのであれば、「講師に、多人数の生徒をまとめ上げる能力が備わっているのか」という点をしっかりと確認しておきましょう。
【少人数制のグループレッスン】 現在の小学生英会話教室で、もっとも多いのがこちらのタイプです。4人~12人ほどの少人数のグループで、毎回のレッスンを行っていきます。
大人数制と比較すると、講師の目が届きやすく、子どもが自分から発話する機会も増えるでしょう。また子ども同士の会話から学ぶきっかけも多くあります。マンツーマン指導と比較すると、レッスン料が安く抑えられる点も魅力の一つだと言えるでしょう。
少人数制のグループレッスンでも、「3~4人」のグループなのか、それとも「10~12人」のグループなのかで、レッスンの進め方や子どもが英語に触れる機会も大きく変わってきます。
少人数性のグループレッスンの魅力を最大限に活用できるのは、「できるだけ少ない人数でのレッスン」ですから、教室を決める際には「定員数は何人なのか」を確認するのがオススメです。
【マンツーマンの個人レッスン】 最後の一つは、講師と生徒が1対1のマンツーマン指導方式です。この方式であれば、「講師の目が行き届かない」ということはありません。子どものペースに合わせて学習を進めてもらえますし、発話の機会も当然多くなるでしょう。
とはいえマンツーマン方式にもデメリットはあり、「コストの高さ」や「講師との相性」が挙げられます。一人で講師を独占するわけですから、他方式と比較するとレッスン料の負担は大きくなってしまいます。また講師との相性が悪い場合、二人きりでレッスンを行うことが、子どもにとっての大きな負担となってしまうことも……。
このあたりのデメリットを最小限にできるよう、講師選びを行う必要があります。