ポークジンジャー

TOKIOの国分太一さんと料理家の栗原心平さんがMCを務める『男子ごはん』(テレビ東京系)。6月20日の放送では“昭和の洋食屋さんシリーズ”の第7弾が特集されました。栗原さんが実際に調理した「ポークジンジャー」を見ていきましょう。

ポークジンジャーとしょうが焼きの違い

料理を始める前に、栗原さんは「ポークジンジャー」と「しょうが焼き」の違いを説明。ポークジンジャーは、一般的に厚みのある豚ロース肉を使用します。一方しょうが焼きは、豚こま切れ肉や薄切り肉を使う場合が多いよう。

 

さっそく、“栗原さん流ポークジンジャー(2人前)”の作り方をチェック。まず、すりおろしたりんご1/8個、しょうが10g、にんにく1/2片、しょうゆ大さじ2、赤ワイン大さじ1、はちみつ大さじ1/2を混ぜ合わせてタレを準備します。

 

次にフライパンにバター2.5gとサラダ油大さじ1/2をイン。バターが溶けるまで熱したら、塩小さじ1/3、黒こしょう・片栗粉各適量を振った豚肩ロース肉3枚を入れましょう。強めの中火で焼き、焼き目がついた頃合いでひっくり返してください。

旨味全開の絶品ポークジンジャー

豚肉をサッと焼いたら、さらに3枚の豚肉も同様に加熱。6枚の肉に火を通したタイミングで、フライパンに戻して事前に用意したタレを絡めます。肉とせん切りキャベツ適量、半分に切ったミニトマト2個をお皿に盛り、仕上げにフライパンに残ったタレを肉にかければ「ポークジンジャー」のできあがり。

 

実際に食べた国分さんは「やわらかっ! ビックリ!」とコメントし、さらに「このタレ最高ですね」とべた褒めしていました。栗原さんいわく、粉づけの工程を挟むことで肉の食感が“プリンっ”とするためよりやわらかく仕上がるそうです。

 

同メニューはネット上でも好評で、「信じられないくらい肉がやわらかい…」「タレがシミシミで旨味全開」といった絶賛の声が相次いでいました。

洋食屋さんのビーフカレーを再現!?

飲食店経営や料理指導などをおこなう岩野上幸生さんも“洋食屋さんメニュー”を考案。岩野上さんは自身のYouTubeチャンネルで、“洋食屋さんのビーフカレー”という動画を公開しています。

 

作り方を見ていくと、まず黒毛和牛肩ロース500gを2cm角ほどのサイコロ状にカット。切り終わったら、ラップをして常温でやすませてください。

 

続いてサラダ油適量を引いたフライパンにスライスした玉ねぎ350gを投入&加熱。あめ色になったタイミングで、すりおろしたしょうが29gとにんにく36gを入れて炒めましょう。次にすりおろしたブラウンマッシュルーム3個も加えて馴染ませたら、小麦粉10gをプラス。粉っぽさがなくなるまで軽く炒めます。

 

ここからはスパイスや調味料などを1種類ずつ入れてしっかり炒める工程に。ターメリック1.5g、お好み量のカイエンペッパー、コリアンダー5g、クミン3g、クローブ、カルダモン各小さじ1、ウスターソース50cc、カットトマト缶100gを混ぜたら、お湯250ccを少しずつ足しながらさらに混ぜていきます。

 

あとは牛肉、半分に切ったブラウンマッシュルーム7個分、使用したフライパンに入れて混ぜた水(こびりついた旨味をこそげ取る)適量、塩10g、旨味調味料3gを加え、煮詰めれば完成です。

 

調理時間に余裕がある時は、本格的な洋食屋さんメニューを作るのもアリかもしれません!

文/内田裕子 ※画像はイメージです。
参照/『男子ごはん』公式サイト「ポークジンジャー」https://www.tv-tokyo.co.jp/danshigohan/recipe/210620/recipe_632.html
岩野上幸生公式YouTube「【プロ】洋食屋さんのビーフカレー【過去最高のレシピ】」https://www.youtube.com/watch?v=951xxy53uR0