夏に食べる定番の麺料理といえば「そうめん」。準備がラクなのもあり、頻繁に作ってしまう人は多いと思います。そこで今回は6月放送の『ラヴィット!』(TBS系)で紹介された、“そうめんのアレンジレシピ”に注目。マンネリ防止にぜひ役立ててみてください。
そうめん×豆乳スープ=台湾風にゅうめん!?
最初に取り上げる逸品は、そうめん専門店「阿波や壱兆」の店主・田中嘉織さんが伝授する「台湾風にゅうめん」。同番組の公式Instagramに細かくレシピが記載されているので、おさらいしていきましょう。
作り方は、まず鍋に豆乳400ml、めんつゆ(ストレート)60ml、カットしたベーコン適量、オイスターソース小さじ1、干し桜エビ小さじ2を入れて沸騰しないように弱火で加熱。そのあいだ、ゆでたそうめん(三輪素麺)4束に酢大さじ2をかけておきます。
あとは鍋で作った“豆乳スープ”もかけ、ラー油とお好みでパクチー各適量を加えれば完成。気になるのは豆乳×そうめんという珍しいコンビの味わいですが、実際に食べたお笑いコンビ・ミキの亜生さんは「おいしい」「メインになりそうな感じ!」とコメントしていました。
そうめんにお茶漬けの素&ツナ缶をかけるだけ!?
「台湾風にゅうめん」のレシピを取り上げましたが、そうめん研究家のソーメン二郎さんが考案した「ツナ茶漬けそうめん」はもっとお手軽な一品。
作り方を見ていくと、最初にお茶漬けの素1袋を茹でたそうめん(揖保乃糸)1束にかけましょう。仕上げに麺が浸る程度にめんつゆ(つゆの素)適量を注ぎ、ツナ缶のツナ適量をトッピングしたらあっという間に「ツナ茶漬けそうめん」のできあがりです。
番組ではお笑いコンビ・東京ホテイソンが実食したところ、2人からは「スゴイおいしいです」「こりゃあいいわ!」など絶賛の声が。ネット上でも「めちゃくちゃ簡単なのに、最高においしい」「お中元でそうめんをもらうことが多いから、消費したい時に役立つかも」といったコメントも相次いでいます。
実はやっちゃいけない“そうめんを冷やす”行為
ちょっとした工夫を加えるだけで手軽にアレンジできる“そうめん活用レシピ”。レシピのストックを増やした後はせっかくなので、“そうめんのおいしい食べ方”もマスターしておきたいですよね。そこで、ここからは株式会社アメイズプラスが以前実施した“そうめんのおいしい食べ方に関するアンケート調査”の結果を見ていきましょう。
同社の説明によると、そうめんに氷や水を入れるのはNG行為の一つ。「小麦粉が水分を吸収して麺が伸びる」「つゆが薄まる」というデメリットが発生してしまうそう。しかし“そうめんを食べる時、器に氷や水を入れますか?”とたずねたところ、約7割の人が「はい」と回答しています。
それでは、どうすれば氷&水なしで“冷たさ”を持続させればいいのでしょうか? 同社いわく、予め冷蔵庫で10分ほど器を冷やしておけば15~20分ほど冷たさをキープできるとのこと。そうめんを作る予定がある日は、事前に器を冷蔵庫にしまっておくのがベターです。
夏の食卓に欠かせない「そうめん」。食べる頻度が多くなるからこそ、飽きないようにアレンジレシピ&おいしい食べ方を覚えてみてはいかが?
文/河井奈津
参照/『ラヴィット!』「tbs_loveit」https://www.instagram.com/p/CQHxzs6HAbo/
参照/『ラヴィット!』「tbs_loveit」https://www.instagram.com/p/CQHx6aeH2pb/
参照/株式会社アメイズプラス「そうめんのおいしい食べ方に関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000020042.html