チンジャオロースや回鍋肉など様々な料理に使われる“ピーマン”ですが、実は他の料理でもおいしく食べることができるそう。6月13日に放送された『相葉マナブ』(テレビ朝日系)では、“ピーマンの絶品アレンジレシピ”を紹介していました。
ピーマンの中にグラタン!?
1品目に登場したレシピは「ピーマンの卵ごはん焼き」。作り方は非常に簡単で、最初にご飯150g、卵2個、しょうゆ小さじ1、鶏がらスープの素小さじ1を混ぜ合わせます。
粗みじん切りにしたピーマン2個と1cm角に切ったハム2枚も加えたら、あとはごま油大さじ1/2を引いたフライパンに薄く広げ、両面にこんがり焼き色がつくまで焼くだけ。ご飯が入っているものの、お焼きのような見た目で“おかず感覚”で食べられるのが特徴です。
続いて、ピーマンを器に見立てた「ピーマンカップグラタン」を作り方をみていきましょう。まずヘタを切り落としてワタを取り除いたピーマン4個を用意。4つの耐熱容器にそれぞれ下ごしらえを終えたピーマンを“立てた状態”でセットします。倒れないよう耐熱容器にはキッチンペーパーを敷き詰めてください。
このピーマンの中にマッシュルーム(水煮缶)1/2缶、短冊切りにしたハム2枚、ホワイトソース200g、ピザ用チーズ30g、パン粉適量の順に入れ、180℃に予熱したオーブンで約15分加熱すれば完成です。
ピーマンで作る万能ソース!
おかずや容器としても使えるピーマンは、“万能ソース”にもアレンジ可能。ピーマン4個、玉ねぎ1/2個、大葉6枚、しょうが1かけ、にんにく1片をすべてみじん切りにして塩昆布20gと合わせたら、仕上げに合わせ調味料(酢大さじ2、しょうゆ大さじ1、ごま油小さじ2、砂糖小さじ2、豆板醤小さじ1/4)と混ぜるだけです。
あっという間に作れる「万能ピーマンソース」は、鶏肉のソテーやご飯、そうめんなどと相性抜群。
中でも相葉雅紀さんが「めちゃくちゃうまい!」と絶賛していたレシピは「豚しゃぶの万能ピーマンソース和え」でした。まず塩小さじ1を入れた水適量を沸騰させ、酒大さじ1も加えて豚肉300gをサッと茹でます。あとは水けを切った豚肉に、「ピーマン万能ソース」200gを和えればでき上がり。バイきんぐ・小峠英二さんも「合うね~」とコメントしていたので、試してみる価値はありそうですよ。
ビタミンCはレモンの2倍!?
様々なアレンジレシピをみてきましたが、ピーマンにはどのような栄養が含まれているのかご存じですか?「熊本県青果物消費拡大協議会」の公式サイトに記載されている“ピーマンの豆知識”をチェックしていきましょう。
そもそもピーマンは栄養豊富な野菜で、レモンの2倍もビタミンCを含んでいます。美肌効果や抗酸化作用が期待できるうえに、中くらいの大きさのピーマン4個で1日の摂取量がクリア。苦いイメージを持つ人も多いかもしれませんが、油を使って炒めたり揚げたりすると甘みが増すのでおすすめです。
また加熱調理しても栄養価が損なわれることが少ないため、どのような調理法でも栄養バランスよく食べられるのが“ピーマン”の特徴。
今回取り上げた活用術を参考に、これから旬を迎えるピーマンのおいしさを余すところなく堪能してくださいね。
文/内田裕子
参照/『相葉マナブ』公式サイト「#402『釜-1グランプリ&マナブ! 旬の産地ごはん~平塚のピーマン~』」https://www.tv-asahi.co.jp/aibamanabu/recipe2/0004/
熊本県青果物消費拡大協議会「あ!なるほど豆知識 ピーマン」https://www.kumamoto-sskk.jp/trivia/no14.php