日常で起こった出来事や個人の意見など、自由に好きなことを発信できる「SNS」。友達同士で繋がり、それぞれの投稿を話のネタにすることもありますよね。しかしとある女性は、友人の“恋人がいることを匂わせるつぶやき”に手を焼いているようです。
匂わせ投稿にモヤモヤ…
Aさんが何げなくSNSを閲覧していると、友人の新たな投稿に気づきました。内容をチェックしたところ、「今日は楽しかった」「また2人で来ようね」という男性とのデートを想像させる内容が。Aさんは友達から「彼氏はいない」と聞いていたので、“匂わせ投稿”に驚きを隠せなかったそうです。
後日、友人に「彼氏できたの?」と聞いても彼女は相変わらず「いないよ」と返答。真相を教えてくれないことにモヤモヤを募らせたAさんは、周りに「SNSで恋人がいるような“匂わせ”をする友人ってどう思う?」と質問しました。
相談者のエピソードを知った人からは、「私の友人も頑なに“彼氏はいない”と隠し通す。なのに匂わせる内容を投稿するから、よくわからない」など共感の声が後を絶ちません。
“スルー”が一番?
“匂わせ投稿する友人”に不満を感じる人は少なくないようですが、他には「教えたくないならこちらもスルー」という意見も。詳しく見ていくと、「介入しても相手が不快に思うだけ。本当のことを伝えてくるまではそっとしておけば」「私も深く追求しない派です。まだ交際するところまで発展していない可能性もある」といった主張が見られます。
反対に“遠慮なく質問する派”からは「友達だからこそ根掘り葉掘り聞く」などの声があがるものの、「『本当にデリカシーがない』と怒られた経験がある」といった失敗談も。“匂わせ投稿”をしているからといって“異性関係の質問をしていい”という訳ではないようです。
なかには「交際を開始して数か月後に教えてくれた。良い関係を築けたときに報告したかったらしい」とのコメントも。恋人に関する情報を教えてくれない時は、しばらく様子を見るのも一つの手かもしれないですね。
匂わせ投稿にイラっとした人は約7割
物議を醸した“SNSでの匂わせ投稿”。多くの人は“何かを匂わせるつぶやき”に対して、どのように思っているのでしょうか?
株式会社BookLiveは、以前“SNSに関する意識調査(BookLive! コミック調べ)”の結果を公開。まず回答者に“友だちのSNSにイラっとした経験はある?”とたずねたところ、「ある(57.3%)」が過半数を超える結果に。
続いて「ある」と答えた人に“「匂わせ投稿」にイラっとしたことは?”と質問。「ない」は26.2%に対して、「ある」は73.9%でした。SNSユーザーのほとんどが“匂わせ投稿”にイラっとしているようです。
ちなみに“よく見かける匂わせ投稿のテクニック”を聞くと、「カフェなどでの相手の食事写り込み」「ごはん越しのペア食器」などの回答が上位にランキング入りしました。
人によって意見は様々ですが、SNSはルールを守れば自由に使っていいもの。他人の投稿を気にしすぎないことも大切かもしれません。
文/内田裕子
参照/株式会社BookLive「SNSに関する意識調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000022823.html