ドラマや映画などで活躍する俳優の野間口徹さん。5月放送の『きょうの料理』(NHK)に出演し、実際におうちで食べている2品を披露してくれました。果たして、野間口さんはどのようなおうちごはんを作ってくれたのでしょうか?

“野間口家”で人気の逸品!?

1品目に登場したのは、“野間口家”で大好評の「鶏の南蛮あえ」です。気になる作り方はまず鶏手羽先の先端を切り落とし(手羽中)、骨に沿って半分に切った“鶏スペアリブ800g”を用意。準備した後はバッドなどに広げて、塩・こしょう・片栗粉各適量をまぶします。

 

下ごしらえが終わったら、180℃に熱した揚げ油適量にスペアリブの1/3量を投入。こんがりと焼き色がつくまで5~6分揚げ、紙タオルの上に取り出してください。

 

残りのスペアリブも同様の方法で火を通した後、炒める工程に。フライパンに酢1/2カップ、しょうゆ・酒・砂糖各大さじ4と1/2を入れ、中火で加熱。砂糖が溶けた頃合いで、粗みじん切りにしたねぎ50gを加えて炒めます。

 

あとはスペアリブを加え、汁けが少し残るくらいまで煮絡めれば完成。最後に白ごま、細ねぎ(小口切り)をトッピングするのもお忘れなく。

おつまみに最適な“絶品なめろう”

野間口さん直伝の「鶏の南蛮あえ」を取り上げましたが、気になるのは味わいですよね。実際に食べたNHKアナウンサーの原大策さんは、「次から次へと食べたくなるような味つけ」と絶賛していました。

 

野間口さんは他にも、おつまみに最適な「あじのなめろう」を紹介。作り方は、最初に刺身用のあじ2匹を3枚おろしにカットします。さらにあじをぶつ切りにしていき、途中で細かく切った青じそ8枚、ねぎ25gも投入。あじと具材を一緒に細かく刻み、みそ・おろししょうが(チューブ)各大さじ1をたしましょう。

 

混ぜながら具材を叩いたら、青じそ2枚を引いた皿に“なめろう”をセット。仕上げに白ごま適量をまぶせばできあがりです。

 

同メニューは好評のようで、ネット上には「お酒のお供に最高な逸品」などの声が相次いでいました。

リュウジさん直伝の“なめろう”も負けてない?

「なめろう」といえば料理研究家のリュウジさんが考案した“至高のなめろう”も見逃せません。そこで、ここからはリュウジさんのYouTubeチャンネルで公開されたレシピ動画をチェックしていきましょう。

 

同動画では“なめろう”の作り方を解説。最初の工程は野間口さんと同様にあじ2尾をさばいていきます。身だけの状態に加工したら、長ねぎ1/3本を粗みじん切りに。次にしょうが12~15gをせん切りにして、大葉7枚を細かく切ってください。

 

続いてアジを軽く刻み、他の具材と一緒に叩きます。あとはみそ大さじ1をたし、馴染ませながらアジと具材を包丁でカット。まな板をひっくり返して、なめろうが落下しなければ“叩き”が完了した証です。

 

ちなみにリュウジさんはなめろうを“お酢適量”につけて実食し、「メッチャ旨い」と自画自賛していました。おうちごはんやおつまみ選びに悩んだ際は、野間口さん&リュウジさんのレシピを参考にしてみてはいかが?

文/河井奈津 ※画像はイメージです
参照/「みんなのきょうの料理」公式サイト「鶏の南蛮あえ」https://www.kyounoryouri.jp/recipe/601020_%E9%B6%8F%E3%81%AE%E5%8D%97%E8%9B%AE%E3%81%82%E3%81%88.html
参照/料理研究家リュウジYouTube公式「日本人の9割が知らない、地元民が教える本当に旨いなめろうの喰らい方【至高のなめろう】」https://www.youtube.com/watch?v=VM35TIrCH4M