ごはんを作ってくれた人に対して、「おいしい」と感想を伝えるのはとても大切なこと。しかし中には“他人の料理を褒めないのに自分が作ったものは絶賛する”という人もいる模様。とある女性は、まさにそんな性格の夫にストレスを抱えています。

自分の料理だけべた褒めする旦那…

相談者のAさんによると、彼女の家庭では“夫婦交代制”で料理の支度をおこなっているよう。ママがごはんを作っても夫は特にリアクションをしないものの、夫が調理を担当した時に限って「やっぱりおいしいなあ」「センス抜群!」と自画自賛。

 

最初のうちはスルーしていたAさんですが、ついに我慢できなくなり「人の料理は褒めないくせに自分が作ったものを絶賛する夫がムカつく」とSNS上で不満をもらしていました。

 

“褒めない&自作の料理を絶賛する夫”の存在を知った人からは、「いくら夫婦とはいえ思いやりに欠ける行動すぎてアウト。せめてパートナーの料理も褒めて欲しい」「遠回しに妻が作った料理を否定しているのと同じ。大人として恥ずかしい行動だと思う」など厳しい声が後を絶ちません。

褒めて欲しい時はアクションを起こすべき?

不満の声が目立つ一方で、「自分で作ったものが上手くできて喜びたい気持ちはよくわかるし、奥さんの料理に文句を言ってるわけじゃないなら問題ない」「自作の料理に満足するって微笑ましい光景。もしかしたら旦那さんはもっと妻に料理の感想を言ってほしいってアピールしてるのかも」といったコメントも。“自分を褒める夫”にポジティブな印象を抱く人も多いようですね。

 

他には「褒めてほしいのであれば、自分からアクションを起こすべき」という妻に対する指摘も。

 

たとえば「自ら料理の感想を言ってくれるのが理想だけど、なかなか教えてくれない時は自分から聞いた方が早い。待つのではなく行動しましょう!」「夫が口下手な可能性もある。意見交換をするつもりで、『味はどう?』『どんなテイストが好き?』とたくさん質問してみて欲しい」などの主張も。夫が褒めてくれない際は、積極的に感想を聞いてみるのもアリかもしれませんね。

夫婦円満の秘訣は“褒める”?

ストレスを溜め込む妻が多い“褒めてくれない夫”問題。それでは、夫婦生活の中で“褒めること”はどれほど重要な行為なのでしょうか?

 

ワタベウェディング株式会社は、以前“夫婦円満の秘訣に関するアンケート調査”を実施。回答者に“パートナーとの関係をより良くするためにしている、またはしたことがある工夫は?”とたずねたところ、全体で「相手の話を聞く(50.4%)」が第1位に。続いて2位に選ばれたのが37.9%の「ほめる」でした。

 

また“関係をより良くするために相手にしてほしい工夫”も質問。1位は「家事をする(36.7%)」で、2位に「ほめる(35.8%)」がランキング入りしました。夫婦円満を実現するためには、「ほめる」行為が欠かせないとも考えられますね。

 

しかし“褒めるor褒めない”の基準は人によって違うもの。パートナーに褒めてもらいたい時は、相手に正直な気持ちをぶつけてみてはいかがでしょうか?

文/河井奈津
参照/ワタベウェディング株式会社「『夫婦円満の秘訣』アンケート調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000312.000011086.html