日常生活の中で、パートナーに「今日のごはんは?」と聞く人っていますよね。 普段から使われる何気ない言葉だと思いますが、中には言われた時に“イラっと”とする人も。なぜ「今日のごはんは?」と聞かれたら、不満に感じてしまうのでしょうか?

「今日のごはんは?」のひと言にイラっ

さっそく“イラっ”とする理由を見ていくと、食事作りを担当している立場の人から「急かされているみたいで嫌な気持ちになる」「遠回しに“まだ作らないの?”と煽られている気分になります」などの声が。意外にも“ごはんの進捗状況”を聞かれることに対して、不満を抱く人は多いようです。

 

中にはパートナーに「今日のごはんは?」と聞かれて、献立を伝えたところ、“素っ気ない返事をされた”という報告も。「せっかく答えたのに…」と嘆く人も少なくありません。聞く側はやりとりの後の対応にも配慮したほうがよさそうです。

 

ちなみに「今日のごはんは?」と聞いた経験がある男性いわく、「不機嫌になって声をかけづらい雰囲気になった」「もう気軽に聞けない」とのこと。パートナーの苛立ちを察知して、萎縮するパターンも見られました。

ポジティブに捉える人も!

不満の声が目立つ一方、“嫌ではない派”からもコメントが寄せられています。たとえば「シンプルに今日のごはんが知りたいってことだから普通に答えてる。イラっとする人は考えすぎなのでは?」「『そろそろお腹空いたのかな』『晩ごはんが楽しみなんだ』としか思わない」などの主張が。“嫌ではない派”は質問を深読みせず、ダイレクトに受け止めているとも考えられますね。

 

また「今日のごはんは?」と聞かれたら、「何が食べたい?」と切り返す人も。とある女性の場合、作るメニューが決まっていない時はパートナーの質問をキッカケに「食べたいメニュー」を聞き出していました。一緒に献立を考えることで、食卓のマンネリ化も防げるそうです。

 

他には、「何も関心を示してくれない方が嫌です」「出したメニューに文句を言われるより、全然マシ」といった意見も寄せられています。

実は三村マサカズさんも聞きづらい派

様々な主張の中に「『今日のごはんは?』と聞きづらい」という声もありましたが、実はさまぁ~ずの三村マサカズさんも同意見の模様。

 

以前放送された『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演した際、「『今日おかず何なの?』とは聞きにくい」「なんでしょうね、あのピリついた感じ」と語っています。さらに三村さんは「餃子なら餃子の腹にしたい」とコメント。“おかずを知りたい”と思っていても、奥さんを気遣ってなかなか「今日のごはんは?」と聞けないそうです。

 

ちなみに同番組では、既婚男性100人を対象に“夕飯のメニューを妻に気軽に聞ける”かをアンケート調査。「聞けない」と答えた人は全体で31%という結果になりました。

 

「今日のごはんは?」と聞かれた時に感じる印象は人によって違うもの。パートナーの性格をよく考えた上で、“聞くor聞かない”の判断をしたほうがいいかもしれませんね。

文/内田裕子