突然ですが、野菜や豆腐などを中途半端に余らせてしまった経験はありませんか? 今年5月に放送された『沸騰ワード10』(日本テレビ系)では、よく使う食材で作れるアレンジレシピを紹介。手軽に冷蔵庫の残り物を消費できますよ。
混ぜるだけでレタスが絶品料理に!
番組には“伝説の家政婦”と称される志麻さんが登場。まず最初に、短時間でパッと完成する志麻さんの十八番料理「キムチレタス」を教えてくれました。
用意する材料はレタス適量、のり1枚、キムチ1パック、ごま油適量のみ。ボウルに小さくちぎったレタスとのりを入れて、さらにキムチを追加します。上からちょっとだけごま油をかけ、あとはスプーンで混ぜ合わせれば完成。キムチだけでしっかりと味がつくので、余計な調味料は必要ありません。
調理はお手軽なものの、レタスとキムチの組み合わせは悪魔的なおいしさを演出。実際に試食したDAIGOさんも「キムチレタス」をかなり気に入ったようで、「レタスが歯ごたえが効いてる」「キムチオンリーとは全然違う」と絶賛していました。
豆腐をまるごと炊飯器へ!?
志麻さんはほかにも、離乳食で豆腐が余りがちだと悩むDAIGOさんのために「豆腐の炊き込みご飯」を紹介。作り方はこれも簡単で、炊飯器へ1合の目盛りまで入れたお米&水と一緒に豆腐をまるごと1個入れて炊くだけ。この時あえて味つけをしないことで、豆腐から水分が全部抜けてしまうのを防げます。
ご飯が炊けたらしゃもじで豆腐を粗くほぐし、茶碗へ盛りつけ。ホクホクの白米にネギ、ミョウガ、大葉、しょう油各適量をかければできあがりです。
DAIGOさんが「0.5秒でうまい」と評した「豆腐の炊き込みご飯」は絶品な味わい。レシピを作ってみた視聴者からも「ご飯と豆腐が意外と上手くマッチしてて驚いた」「豆腐が入ることでツルっと食べられるから暑くて食欲がない日にもぴったり!」と好評の声が続出していました。
中途半端に余った白菜を消費!
お手軽に作れる志麻さんのアレンジレシピは、キッコーマン株式会社のホームページにも掲載されています。
例えば「ミートボールのトマト鍋」は、中途半端に余りがちな白菜8分の1個を使って作れるメニューです。
ほかのレシピと同様に難しい手順はなく、まずボウルで合いびき肉350g、卵1個、パン粉1カップ、牛乳50ml、塩・こしょう各少々を練り混ぜます。粘りがでてきたら12等分してボール状に丸め、ミートボールを作りましょう。
続いてざく切りにした白菜の茎部分と、小房に分けたしめじ1パック、ひと口大に切ったじゃがいも1個を入れ、先ほど作ったミートボールも鍋へIN。さらに「デルモンテ・食塩無添加トマトジュース」400ml、水200ml、洋風スープの素(固形)1個を加えて中~弱火で20分ほど煮込みます。具材に火が通ったところで残りの白菜を追加してひと煮立ちさせてください。最後に塩・こしょう各適量で味を調えれば完成です。
冷蔵庫に余り物がある時は、志麻さんのレシピで食材を有効活用してみてはいかがでしょうか?
文/牧野聡子
参照/キッコーマン株式会社「ミートボールのトマト鍋」https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00050160/index.html