学校が終わった後に友達と遊ぶ子どもは多いはず。しかし先日、ネット上には「うちの子どもが学校以外で友達と全然遊ばない…」というお悩みが。相談者のAさんはなぜ、学校以外で遊ばないわが子に対して不安を募らせているのでしょうか?

焦らず見守ることが大切?

Aさんの息子(小学校低学年)は学校が終わって帰宅した後、遊びに出かけることがほとんどありません。そもそも人見知りで会話が得意なタイプの子どもではないため、Aさんは息子の様子を見て「友達がいないのでは?」と考えるように。ちなみに夏休みや冬休みなどの長期休暇になっても、息子は外出せず自宅にこもっています。

 

Aさんの「学校以外の場所で遊ばない」というお悩みコメントを見たママからは、「学校で問題なく過ごせているなら気にしなくてもOK。そのうち外でも遊び始めるよ」「学校内での交流で満足している可能性アリ。無理して遊ばせるのも子どもが辛いだけだから、親は見守る程度で大丈夫」といったコメントが。子どもの意思で「遊ばない」と選択しているのなら、余計に口出しする必要はないようです。

遊びに誘えない場合も…

“見守る”という選択肢は、あくまでも子どもが「家にいたい」と思っていた時の対処方法。もし「学校が終わった後に友達と遊びたい!」と思っていた場合、親としてできることはないのか、気になりますよね。

 

引っ込み思案の娘をもつ女性によれば、「学校で友達ができた後、遊びに誘う勇気がない可能性もある」「遊ぶキッカケを作ればいいから、娘に『友達を家に呼んでもいいよ』と伝えました」とのこと。娘は後日、学校の友達を家に招待して楽しそうに遊んでいたそうです。

 

他には、子どもに「誘うのは恥ずかしい行動じゃない」と説明する親も。たとえば「緊張感をほぐすために、『向こうは誘われて嬉しがると思う』『友達が増えればもっと楽しくなる』とポジティブになれる言葉を伝えてあげる」などの意見が見られました。子どもが「恥ずかしくて遊びに誘えない」と悩んでいる時は、しっかりとサポートすることが大切ですね。

子どもに遊ばせたい相手は「同年代のお友だち」!?

様々な意見が寄せられた「子どもが学校以外で友達と遊ばない」問題。中には「家にいたい」と思う子どももいるようですが、「友達と遊んでほしい」と願う親は少なくありません。

 

株式会社イオンファンタジーの研究組織「エデュテイメント研究所」は、以前「『あそびとまなび』に関する調査」を実施。全国の親を対象に“子どもは誰と遊ばせたい?”とたずねたところ、全体で「同年代のお友だち(82.5%)」が最も多い回答に。次いで「兄弟・姉妹(42.0%)」「家族(33.8%)」と続きます。

 

ちなみに“理想の遊び場”は「公園(77.5%)」がトップ。“遊び方”は、「体を動かして遊ぶ(82.9%)」が第1位でした。

 

家庭によって子育ての方針は違いますが、“交友関係が広げられない”という問題を放置するのはNG。子どもの状況に合わせて、正しい判断をしたいものですね。

文/牧野聡子
参照/エデュテイメント研究所(株式会社イオンファンタジー)「『あそびとまなび』に関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000060567.html