4月4日に放送された『男子ごはん』(テレビ東京系)では、ひき肉を活用した“練り物レシピ”を紹介。料理家の栗原心平さんが“お弁当のおかず”にも最適な定番料理の作り方を教えてくれました。
ジューシーな「鶏つくね」!
まずは鶏ひき肉を使ったレシピ「鶏つくね」をチェック。ボウルに鶏ももひき肉300g、みじん切りにした長ねぎ(白い部分)10cm、塩小さじ1/3、卵1個を入れたら、手で練り合わせていきます。できあがったタネは8~9等分に分けて、それぞれ2cm厚さの円形にまとめましょう。
続いてフライパンに成形したタネを並べ、ごま油小さじ1をかけてから強火で焼きます。片面が焼けたタイミングで中火に切り替え、反対側の面も焼いてください。焼いている間に、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ3、砂糖大さじ2/3で合わせ調味料を作っておきます。調味料を加えた状態で鶏つくねを強火で煮絡めていき、最後はお皿に盛って白いりゴマ適量とフライパンに残ったタレをかければ完成です。ジューシーな鶏ひき肉の味はもちろん、長ねぎの香ばしさや食感も楽しめますよ。
ピーマンに薄力粉をまぶす!?
栗原さんは、鶏ひき肉だけでなく“豚ひき肉”を活用したレシピ「ピーマンの肉詰め」も伝授。まず豚ひき肉200g、薄力粉大さじ1/2、塩小さじ1/3を手で混ぜ合わせてタネを作ります。縦半分にカットしたピーマン4~5個は種・ヘタ・わたをきれいに取り除き、内側に薄力粉適量をまぶすのがポイント。栗原さんによると、薄力粉を塗ることでピーマンと肉ダネがはがれにくくなるそうです。
次に4~5等分に分けたタネをそれぞれピーマンの中にぎっしり詰めたら、サラダ油大さじ1/2をひいたフライパンで加熱。肉とピーマンをしっかりくっつけるために、“肉の面”から強火で焼いていきます。
焼き目が付いたところでひっくり返し、裏面もしっかり焼きましょう。あとは水大さじ5、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ3、片栗粉小さじ2/3、砂糖小さじ2で作った“合わせ調味料”を加えて、中火にかけながら煮詰めるだけ。
同レシピを実食したMCの国分太一さんは、「うまっ!」「ちゃんと複雑な味になってますよ」などと絶賛していました。
おいしいハンバーグを作るコツ!
キッコーマン株式会社の公式サイトでは“ひき肉に関する情報”を掲載。例えば新鮮なひき肉の見分け方として、“変色がなくて色鮮やかなもの”を選ぶといいそうです。ちなみに保存する場合は、冷蔵保存だけでなく冷凍保存も可能ですが、あまり日持ちしないのでなるべく早く使い切ってくださいね。
また同サイトでは「調理のヒント」も紹介しており、“ハンバーグを作る時は牛ひき肉と豚ひき肉を合わせるとふっくら仕上がる”とのこと。さらに「牛対豚が7対3か6対4がおいしい配合」とすすめていたので、参考にしてみてくださいね。
今回紹介したレシピは、“お弁当のおかず”はもちろん、“お酒のおつまみ”にもぴったり。家族みんなで楽しめそうですね。
文/牧野聡子
参照/キッコーマン株式会社公式サイト「ひき肉」https://www.kikkoman.co.jp/homecook/series/hikiniku01.html