みなさんは、“おどおどした性格の人”に対してどのような印象がありますか? どことなく暗い雰囲気があるため、「話しかけづらい…」と思う人も多いはず。そこで今回は、“おどおどを解消する方法”について注目しましょう。

直したくても直せない“おどおどした態度”

まず“おどおどした性格”に悩んでいる人のエピソードを紹介します。たとえば内向的な性格のAさんの場合、「幼い頃から対人関係が苦手で、今でも相手の目を見て会話できません」「自分に自信がないせいで、常に『何か指摘される』とネガティブに考えてしまう」と語っています。

 

他の女性からも「『落ちついて話そう!』と覚悟を決めても、必ずおどおどする自分。どうすれば改善できるのか…」「働く上で信頼感を得ることはとても大切なのに、臆病な性格のため周りから信用されづらい」などのコメントが。「おどおどした性格は直すべき!」と自覚しているにも関わらず、改善に至っていない人が多数いるようですね。

おどおどの改善方法は超シンプル?

続いて“誰でも実施できる改善方法”を見ていくと、「大きな声を出す」「目をきょろきょろさせない」というアドバイスが。シンプルな助言に感じますが、とても重要なポイントのようで「おどおどしている人のほとんどが声が小さい印象。腹から声を出せば“おどおど感”が薄まる」「相手の目を真っ直ぐ見るだけでも、印象はガラッと変わるよ」といった意見が寄せられていました。“おどおど”に悩んでいる人は、まず「声量」と「目線」を意識しながら会話するとよさそうです。

 

そのほか、「背筋を伸ばした状態で喋ったら、自信があるように見える」「暗い表情ではなく、明るい表情を作るようにすれば周りから『おどおどしてる』と思われないかも」などのコメントも。具体的なイメージが湧かない時は、“自信があるように見える人”のしぐさや表情を真似してみるといいかもしれません。

相手に言い負かされない“if then プランニング”

イメージダウンにつながりかねない“おどおどした性格”。「頼りない」という印象以外には「自己主張が苦手」「気弱」などのデメリットも当てはまりますよね。それでは、相手に言い負かされないためには何を心がければいいのでしょうか?

 

メンタリストのDaiGoさんは、以前公開したYouTube動画で“言い負かされなくなる心理テク”を紹介していました。DaiGoさんいわく、気弱な人が交渉する時は“if then プランニング”を使うのがおすすめ。同テクニックは、「もしAが起きたらBをする」と事前に条件を決めておく方法です。

 

たとえば相手が強い態度を示してきたら、“あくまで自分と相手は対等”“その商談を断ることもできる”と事前に決めた条件を思い出します。DaiGoさんによれば、あらかじめ細かく“if then プランニング”を設定するだけで交渉の成功率が1.8倍も高まるそう。相手の意見に流されがちな人は、“if then プランニング”を取り入れると、交渉がしやすいかもしれませんね。

 

コミュニケーションの上でウィークポイントになる“おどおどした性格”。困ったときは今回ご紹介したアドバイスをぜひ思い出してみてください。

文/古山翔
参照/メンタリストDaiGo公式YouTube「気弱な人でも【1.8倍も言い負かされなくなる】心理テクとは」https://www.youtube.com/watch?v=PCfnJcP3Tlg