3月放送の『なないろ日和!』(テレビ東京系)では、“簡単炊き込みご飯”が紹介されました。「具材のカット」や「缶詰を使う」といった工程しかないので、料理初心者でも気軽にチャレンジできるはず。さっそく絶品炊き込みご飯のレシピを見ていきましょう。
ツナ缶を活用した炊き込みご飯!
1品目に登場したのは、いなば食品の「ライトツナフレーク」をフル活用した「ツナの和風炊き込みご飯」。作り方を見ていくと、まず具材の下ごしらえから始めます。にんじん1/4本としょうが10gはせん切りにして、洗いごぼう1/2本はささがきに。また三つ葉は1cmに切り、青ねぎを輪切りにしてください。
具材を切り終わったら、米2合を入れた炊飯器に水(2合分の水より大さじ2程少なめに)、ツナ缶1缶(汁ごと)、しょうゆ小さじ2、酒大さじ1、塩小さじ1/2、カットしたごぼう、にんじん、しょうがを投入。後は炊飯器で加熱し、最後に三つ葉と青ねぎ少々をトッピングすれば調理完了です。
同番組には、解説者として料理研究家の関口絢子さんが出演。実食した関口さんは、「ツナがね、すごくいい感じ」「根菜の味がまたいいですね」とコメントしていました。
ポテトチップスが大活躍!?
続いて注目する逸品は「グリーンカレーの炊き込みご飯」。1品目にはツナ缶を使いましたが、同メニューの場合はいなば食品の「チキンとタイカレー(グリーン)」を活用します。
調理方法はとっても簡単。炊飯器に細切りにしたパプリカ1個と粗みじん切りにした玉ねぎ1/2個、カレーの缶詰2缶分、米2合、水適量、砕いたポテトチップス(コンソメ味)適量を入れて炊飯するだけです。コンソメ味のポテチップスを入れることで、手軽にコンソメの風味をプラスできますよ。
関口さんは「グリーンカレーの炊き込みご飯」も実食し、「奥行きが感じられる」「それは多分ね、ポテトチップスの効果じゃないかなと思います」とレビュー。ちなみに放送終了後、ネット上には「作ってみたけど、カレーとコンソメがめちゃくちゃ相性が良くて最高でした」「ポテチの食感がやみつきになる」といった好評の声も相次ぎました。
炊き込みご飯を食べる頻度は「月に1回」が最多?
手軽に準備できる炊き込みご飯ですが、そもそもどのくらいの頻度で作っている人が多いのでしょうか?
特定非営利活動法人の全国無洗米協会は、以前“炊き込みご飯に関するアンケート調査”を実施。回答者に“作る頻度はどのくらいですか?”とたずねたところ、「月に1回くらい(41%)」がトップに。次いで「2週間に1回くらい(20%)」「3か月に1回くらい(17%)」と続きます。炊き込みご飯は、定期的に食べる人が多いようですね。
また“炊き込みご飯で失敗したことはある?”と質問すると、「ある」と答えた人は71%。炊き込みご飯の調理に苦戦している人は、今回紹介したアレンジレシピを参考にしてみてください。
分量をしっかり守れば、誰でも簡単に作れる“炊き込みご飯”。いつもと違う味を楽しみたい時は、プロも納得した2品の出番かもしれませんね。
文/内田裕子
参照/特定非営利活動法人 全国無洗米協会「炊き込みご飯に関するアンケート調査」https://www.musenmai.com/present-report-202009099-498042-790075.html