育児の方針は家庭内で決めるものですが、時には義理親から口出しされることも…。先日、SNS上に「義母に子どもの成績について聞かれるのがイヤ」というお悩みが寄せられました。なぜ子どもの成績を義母に教えたくないのでしょうか?
義母の発言がプレッシャーに!?
“成績を教えたくない理由”を見ていくと、相談者のAさんは「以前に子どもの成績を伝えたところ、『勉強に対するしつけがなってない』と注意された」「それからも頻繁に『今回のテストはどうだった?』と聞かれますが、勉強の方針は夫婦で決めるので余計な口出しをしてほしくない」と本音を語っていました。
Aさんと似た経験をしたことがある人は多く、「義母から執拗に『子どもの成績は上がってるの?』と聞かれる… プレッシャーに感じるからやめてほしい」「熱心になられても対応に困る」といったコメントが。子どもの成績を何度も聞き出そうする義母に対して悪い印象を持つ人は多いようです。
義理親に感謝するべき?
“子どもの成績を知りたがる”問題の一例をピックアップしましたが、時にはエスカレートするケースもあるようです。たとえば義理親に「成績が良くならないなら家庭教師を雇えば?」「志望校は○○校にしなさい」などと言われたという人も。成績を知りたがる義理親に対して、不満がある人は早いうちに本音を伝えましょう。
不満の声が目立つ一方で、「孫のことを考えてくれてありがたい」と感謝する人も。他には「遠い親戚や他人に言われるのは嫌だけど、義理親なら全然気にしない」「相談できる相手がいるってかなり貴重。嫌がるのではなく、素直に聞くのも大切なことだと思う」などの主張も寄せられていました。義理親の発言をアドバイスとして受け止める親は少なくありません。
「イラッとする」「ありがたい」と人によって反応は違いますが、真剣に孫を心配しているからこその発言の可能性ももちろんあります。スルーしていた人は、1度義理親と真剣に話してみてもいいかもしれませんね。
梅沢富美男さんが伝授する“姑との付き合い方”
義理親から口出しされるキッカケにもなる“子どもの成績を知りたがる”問題。“子育てに口出しする姑”に悩む人も多いようですが、俳優の梅沢富美男さんは以前に自身の公式サイトで“姑との付き合い方”について語っていました。
相談者の悩みに答える「愛の喝」では、序盤に「昔からね、嫁姑っつってさ。うまくいかねぇもんだよ」と前置き。さらに梅沢さんは、
嫁姑がどうしてうまくいくのかって言ったら、
お前さんがねある程度折れて「お母様、お母様」って言ってんだよ。
そうすると、そのうちに人間変わってくるから。
いい嫁だって。
と自論を展開しています。梅沢さんいわく、苦手な姑でも心から慕うことで「いい嫁だ」と思ってもらえるとのこと。義理親の嫌な部分に目を向けるのではなく、相手を立てるように心がけてみると関係が変わってくるかもしれません。
一筋縄ではいかないことも多い義理親との関係。お互いの言動がストレスにならない“適切な距離感”を探りつつ、ちょうどいい関係性を築けるように工夫できるといいですね。
文/内田裕子
参照/梅沢富美男 公式サイト「Vol.97 子育てに口出しする姑」https://umezawatomio.jp/katsu/vol-97%E3%80%80%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%81%AB%E5%8F%A3%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A7%91/