みなさんの子どもは、家に友達を呼ぶことってありますか? 家にあげるためのルールは「たまにならOK」「保護者の許可が必須」など、家庭によって様々だと思います。そこで今回は、“親に黙って遊びにくる子どもの友達”について注目しましょう。
親の許可なく遊びにくる子どもの友達…
ことの発端は、小学校低学年の息子を育てている女性からの嘆き。彼女のお悩みを見ていくと、「毎日息子の友達が遊びにくるのですが、どうやら親に許可を取ってない模様」「私の方からも『ちゃんと親に確認するんだよ』と言っているのに、まったく応じてくれません。この場合、どう対処するべきでしょうか?」とコメントしていました。
女性の悩みを見た人からは、「黙って遊びにくるのが一番困るよね。もし何かあった時に友達の親とトラブルになる可能性もあるので、事前に確認だけはしてほしい」「事情を知っていながら自宅で遊ばせている親も責任が問われる。うちは相手の親が許さない限り、家にあげない」などの声が。トラブルが発生した時に問題を大きくさせないためにも、許可の確認を徹底した方がいいかもしれません。
すぐに確認するべき!?
親に黙って訪問する子どもの友達に悩む人は多いようですが、他にどんなアドバイスがあるのか気になるところ。まず目についたのは「相手の親に確認する方法」です。たとえば「友達の親と面識がない時は友達に連絡先を確認。電話をして、『お預かりしても大丈夫?』と伝えれば相手も状況を把握してくれるはず」といった意見が見られました。
中には「家にあげない」と主張する人も。家に友達を呼んだ際は保護者として気にかける点が多いため、「対応しきれない」と思う親は少なくありません。
家に入れない家庭の場合、「基本的に外で遊んでもらう。どうしても室内で遊びたいなら、親の確認は必須にしてる」「最初から『友達はうちに入れない』と決めた方が後々ラク」といった方法を取り入れていました。“友達を家に招くこと”が精神的な負担になる人は、ルールとして“家に入れない”と決めるのもアリですね。
放課後の過ごし方はおうち? それとも外で遊ぶ?
“親の許可なく遊びにくる友達”について取り上げましたが、そもそも子どもは放課後をどのように過ごすことが多いのでしょうか? 以前実施されたアンケート調査(イー・ラーニング研究所調べ)では、20~50代の親を対象に子どもの“放課後の過ごし方”をたずねていました。
最も多くの票を集めたのは「学習塾や習い事に行く(107票)」で、第2位に「自宅または友人宅で遊ぶ(75票)」がランクイン。次いで3位に選ばれたのは「友人と屋外で遊ぶ(70票)」でした。“外で遊ぶ派”よりも“おうち派”の方が僅かに多いようです。
さらに“放課後の過ごし方に不安はある?”と質問したところ、「はい」が58%という結果に。さらに不安点を見ていくと、「安全に過ごせるか(86票)」がダントツのトップになりました。
子どもの安全面をクリアするためには、“遊びにくる友達”の対応を正しくおこないたいもの。親同士が協力し合って、子どものトラブルを回避できたら理想的ですね。
文/内田裕子
参照/株式会社イー・ラーニング研究所「学童・アフタースクールに関するアンケート」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000013831.html