LINEやメールの内容などは他人に見られたくないもの。たとえまだ幼ない子どもだったとしても、スマホを後ろから覗かれるのは少し嫌ですよね。今回は子どもにスマホを見られないための対処方法に注目していきましょう。

スマホを覗こうとする子どもはかまってほしいだけ?

ネット上を見ると、「子どもにスマホを覗かれたくない」というママが多数。「子どもとはいえ友達とのLINEを覗かれると嫌な気持ちになる」「TwitterやInstagramのタイムラインは子どもに見られたくないよね…」といった声が寄せられていました。

 

子どもにスマホを覗かれそうになった場合について、ママたちから最も多くあげられた対処方法は「子どもと遊ぶ」こと。子どもはスマホに夢中なママにかまってほしいそうで、「子どもと遊んであげたら満足したみたいで寝てしまった」との経験談も見られます。

スマホを覗かないように教育すべき?

子どもにスマホを覗かれた時は「子どもにかまってあげる」というママが多い一方、そもそも子どもに対してスマホを覗かないように教育している人も。ネット上では「親のスマホを覗くならまだいいけど、電車に乗った時に隣の人が持ってるスマホを覗き込みそうになった」という経験談も見られたため、子どもにスマホを覗かないよう教えるのは重要かもしれません。

 

また、スマホを触っている際に子どもから「ママ何してるの?」と聞かれた人は、「何をしてるかわからないから興味を持ってしまうのかも」と子どもの心情について考察。「スマホを触る時は『パパから連絡来たかな?』って声掛けしてます。何をするかを明確にすると、子どものスマホに対する興味が薄らぐはず」とアイデアを明かしました。

 

その他「いつ覗かれても良いように、覗き見防止フィルムを画面に貼ってるよ」「子どもに前使ってたスマホを渡して普段から触らせる。親のスマホへの興味が薄れて覗かれなくなった」といった対策があげられています。

子どものスマホを覗くのはご法度なの?

子どもにスマホを覗かれるのは嫌だと思いますが、子どもが成長すると「親が子どものスマホを見る」こともあるようです。昨年3月に公開された「親子間でのスマホ利用に関する調査」(セントラル警備保障調べ)の結果をご紹介しましょう。

 

小学校高学年~高校生の子どもに「スマホ利用に関して、親への不満はありますか?」と質問。最も多く寄せられたのは34.0%で「もっと長時間使わせて欲しい」という回答でしたが、3位には20.0%で「勝手にスマホを見ないで欲しい」がランクインしています。年代別に「勝手にスマホを見ないで欲しい」と答えた割合を見ていくと、小学校高学年と高校生が20.0%で中学生は25.0%。およそ4~5人に1人が親からスマホを見られて、嫌な思いをしていることが判明しました。

 

スマホの画面はママはもちろん、子どもにとっても見られたくないもの。もし頻繁に覗かれて困っている場合は、子どもの性格に合わせて対策方法を考えるといいかもしれません。

文/牧野聡子
参照/セントラル警備保障株式会社「親子間でのスマホ利用に関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000028188.html