前回の17年度センター試験で出題されたムーミンの問題には、物議を呼んでいましたよね。 親として子供の将来については皆さんそれぞれ考えていると思いますが、センター試験なんてずっと先だと思っていても、2020年教育改革に向けた施策を見てみると、実はあながち先ではないことに気づかされます。 このムーミン騒動の直後、あるラジオ番組で、代々木ゼミナールの方が今後のセンター試験の傾向や学校の学習要項について話をされていて、仕事中でしたが耳をダンボにして聞いていました。 代ゼミの方が言っていたこれからに必要なこととは、論理的思考。私の世代はいわゆる詰め込み教育で、ひたすらいろいろなことを“覚える”ことに徹していましたが、大学はアメリカだったので日本の教育とのギャップにとても驚きました。アメリカでは一生懸命に事柄を覚えていっても、ほとんどがエッセイクエスチョンのため、「(   )の中を埋める」ようなものは逆に少なく、授業で理解したことを自分の言葉で表現するものでした。つまり、“論理的思考”ですよね。代ゼミの方いわく、今後はこれまでの日本の学習要項になかった論理的思考が求められる時代になってきたということで、センター試験も変わってくるだろうと予想されています。

 

先日、とある教育セミナーに参加しました。

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子供が通う英語教室の本部、東進ハイスクール主催の英語教育と英検対策に関するセミナーでした。2020年以降徐々に行われる教育改革では、そのセンター試験に民間の英語テストが採用されるといいます。もうニュースなどでもお馴染みの方もいらっしゃるかと思いますが、英検やTOEICTOEFLなどの試験に代用されるということで、おそらく一番安価で日本人に馴染みのある英検になると言われています。