我が家の第三子も8ヶ月。活発に動くようになると誤飲や部屋の養生が気になる月齢になってきました。
赤ちゃんの事故の多くは、家庭内で発生しているそうです。
- 湯船にお湯をためたままにしておかない
- ベランダに椅子などの高さを出せるものを置かない
など、大人だけで過ごしていたときとは違う気遣いが必要になってきますね。今回は、我が家で工夫している誤飲やケガの予防についてシェアしますね。
きょうだいがいる赤ちゃんの誤飲やケガの予防策
キッチンゲートはつける?つけない?
まず、家の中でもっとも危険なものが潜んでいるのがキッチン。
包丁やピーラーなど、キラキラ光るアイテムは魅力的にうつるし、お母さんが使っているものを真似して触ってみたい!という欲求にかられて、赤ちゃんがうっかり触ってしまったら大変!
でも我が家では、第一子のときこそいただきもののキッチンゲートを使っていましたが、途中で壊れたこともあり、第二子のときは使わずにやり過ごしました。
赤ちゃん用のサークルは親にとっては便利だとは思うのですが、親の便利=子どもにとってはどうか?という視点で考えたとき、できる範囲で自分の方が譲歩しようと思ったのです。
キッチンには包丁やピーラーなどの他にも、ハサミやコンロの火など、危険なものがいっぱい。
そこでまず、刃物の引き出しにだけはロックをかけて、お鍋やおたま、お弁当箱などが入っている引き出しには、敢えてロックをかけないようにしました。
赤ちゃんがキッチンに入ってしまうのは、『興味があるから』そして『ママのそばにいたいから』。
この両方を叶えるために、ちょうど自分がよく立つシンクの後ろ側に位置する引き出しには危険なものや食べたら良くないものは置かずに、出されても大丈夫なものを入れておきます。
当然、あちこち引き出しを開けて中のものを物色されますが。。。
我が家では『それもヨシ!』としています。
探究心や好奇心は、赤ちゃん時期から育てたいもの。
ほんのいっときのことなので、引き出しの中がグチャグチャでもOK。
赤ちゃんをサークル内やおんぶに縛り付けずに、おたまやお鍋でカンカン遊んでいてもらっていた方が、赤ちゃんのストレスもないし、自身の腰痛予防にもなります。
キッチン以外でもこんな感じが常になってきます。笑
うっかりコンロの火の近くまで来てしまいそうなときは、お料理の方を中断。
この時期は、夕方の忙しい時間帯に夕飯を作らないようにして、前日子どもたちが寝たあとや早朝に作り置きしておいたものを温めるだけにする、など、時間に追われない工夫をすることも大切ですね。(これがかなり至難の業なのですが。。。)
キッチンに入れることを拒否せずにいたら、わずか2年後にはこんなことができるようになっちゃいましたよ。(驚)
7歳息子の愛するレゴブロックが最も危険!!
第一子のときと第三子のときでは、部屋の様子が一変しています。
まず、おもちゃの種類が豊富&細かい!!
3歳娘の折り紙やシールに始まり、最も危険なのが7歳息子がこよなく愛するレゴブロック!!
本当に小さな部品が多くて、しかもフローリングの色と同化していたりするから、きちんと掃除機をかけたつもりでも見逃していることもあるんです。。。
折り紙やティッシュ程度なら紙なので溶けるためまだいいけれど、シールのようにツルツルした素材や薄いビニールは気道に張り付いてすぐには取れないし、レゴブロックが気道を塞いでしまったらとっても危険!!
そこで購入したのがコチラ。Mサイズのオムツと比較。何だか分かりますか?
広げると、こうなります!(同じくMサイズのオムツと比較)
我が家では、取扱説明書をなくしてしまいベビーベッドを組み立てそびれたまま1年近くが経ってしまったので、赤ちゃんの安全地帯がないんです。
でも、この安全地帯に入れるのは赤ちゃんではなくって、レゴやシール遊びをするお兄ちゃんとお姉ちゃんの方!!
赤ちゃんの行動範囲を狭めたくはないので、赤ちゃんが踏まれそうで危ないときや私がトイレに行くときなど以外は基本的に入れません。
それでも、レゴやシールが床にバラまかれてても目くじらを立てて怒らなくて済むし、遊びを途中で中断しても、片付けずに続きができます。
ベビーベッドと違って、お布団と同じく使わないときはコンパクトに畳めるのも便利。
公園遊びなどで使えるテントと同じ要領で収納するタイプなので、慣れてしまえば子どもも自分でしまえます。
Amazonにて1,000円程度で手に入るし、サイズやデザインも色々。(参考:
ボールプール)
そういえば昔、保育園にお迎えに行ったとき、先生たちがサークルの中に入ってハサミを使った工作準備をしてたのを見たことがあって、笑っちゃったなー。
何だかおかしな光景なんですけど(笑)、でも安全!!
ハサミは特に、急にぶつかられたりするとお互い危険ですからね。
3歳娘もシールの他にハサミがブームなので、年の差があるきょうだいそれぞれが自分の遊びを楽しめるように、話して分かる子にはちょこっと注意してもらいましょ。
結果、片付けのときも、このエリア内をくまなくチェックすればいいだけなので、私のストレスも減りました。
動き始めたばかりの赤ちゃんと、細かなおもちゃが好きな上の子がいる方、ぜひ試してみてくださいね!
CHANTOママライター/ささきけいこ