職場には様々な人がいると思いますが、親切な人ばかりではないはず。特にコミュニケーションをとる上では、相手の気持ちに配慮した発言を心がけるべきですよね。しかし中には嫌味ばかり言う同僚も多いようで…。

嫌味に対してアドバイスを求めるのも有効!

ネット上では嫌味を言ってくる同僚にお困り中の人が多数見られます。「これ見よがしに『今日化粧派手だね』って言う同僚がいる…」「有給を申請したら、同僚から『俺も休みたいんだけどな』と嫌味を言われた」などの声が。

 

また嫌味を言われた際の切り返し方として、「わざと相手に嫌味を言う人は少ないと思う。考えナシに喋ってると決めつけて、適当に流すのが吉だよ」「逆に『どうすればいいと思う?』という風にアドバイスを求めると、円滑にコミュニケーションができるはず」といった意見も寄せられています。

嫌味を言われない人になる方法は?

他にも嫌味を言ってくる同僚への対処方法が。嫌味をずっと聞いているのは疲れるため、「なるほど」や「たしかに。ありがとう」と会話を切り上げるのが効果的なようです。一方で、「嫌味に対して嫌味で返す」のはNGな行動例。「嫌味で返すと相手も引くに引けなくなって、罵り合いになる」「むしろ相手は『効いてるな』と優越感に浸るはず。言い返したくなる気持ちはグッと抑えて」などのアドバイスも見られました。

 

さらに普段から「嫌味を言われにくい人」を目指すのも有効な手段です。ネット上には「どんな相手に対しても大きな声で話し、思ったことを言えるよう努力すれば嫌味を言われにくくなる」と明かしているビジネスマンも。

 

またSNSなどでは嫌味を言う人の特徴もあがっていました。「やっぱり無意識に言ってしまう人が多いと思う」「自覚が無くても人を見下してる傾向がある」といった意見が。ちなみに上司や先輩に「嫌味を言う同僚」のことを相談した人も少なくありません。「長々と続いていた嫌味が、上司の注意1回で無くなった!」という声も見られたので、相談してみてもいいかもしれません。

テレワーク導入後はコミュニケーション自体が減少!?

嫌味ばかり言ってくる同僚はいるものの、会話が楽しめる同僚も少なくないはず。何気ない雑談で笑うだけでも明るい気分になれます。しかしテレワークが導入された後、雑談を全くしなくなった人も多いよう。サイボウズ株式会社は昨年11月、「テレワークのコミュニケーション」についての調査結果を公開しました。

 

“業務に直接関わらないコミュニケーションの時間数”をリサーチしたところ、最も多かったのは45.0%で「30分未満」という回答です。次いで42.4%の人が「0分」と答え、半数近くの人は1度も雑談をしていないことが明らかになりました。続いて“業務に直接関わらないコミュニケーション時間”が適切かどうかを質問。72.5%の人は「適量」と回答し、「もっと多くしたい」は19.6%にとどまっています。

 

雑談が少ないことも事実ですが、会話する相手を選べるのはテレワークのメリット。嫌味を言う人との会話は極力避け、いざ言われた時の対処方法も身につけておきたいですね。

文/牧野聡子
参照/サイボウズ株式会社「『テレワークのコミュニケーション』についての調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000027677.html