4月には小学校に上がる息子。ちょっと前に産んだばかりだと思っていたのに早いものです。

 

小学校に上がるタイミングで仕事について見直さなければならないなとは考えていました。一体いつまで我が子のエピソードを表に出すのか。

子どもは自分がネタになっていることをどう思っている?

仕事の内容も少し前までは子どもがテーマのものばかりでしたが、少しずつ調整をして、今は純粋に子どものエピソードのみを扱う連載は1本だけ。

 

SNSはともかく仕事となると「面白くはないけれどこれが日常です」という開き直り方をするわけにはいかないため、いつかネタのためにわが子の気持ちを蔑ろにせざるを得なくなってしまうのではないかという不安もありまして。

6歳になったまめの日常の中にも少しずつ、公開するには取り扱いが難しいエピソードが増えてきました。時期が来たということか。言葉が通じるようになり、本人の意思を確認できるようになったことが幸い。せっかくだしこのタイミングで気持ちを確認してみよう。

自我が芽生えた少年はこういうものを恥ずかしがるものだとばかり思っていたので、正直拍子抜け…というか。

 

状況は理解した上でメリットが美味しいから「やめて欲しくない」ときたか。わりとちゃっかりしてるな。

 

とはいえ、成長にともない気持ちも変化していくでしょう。とりあえずはこまめに意思確認をしながら現状維持、という形に落ち着きました。

文・イラスト/横峰沙弥香