とろみがあり、海藻を手軽に摂取できる「とろろ昆布」。しかし意外とアレンジ方法を知っている人は少ないのではないでしょうか? 先日放送された『グッとラック!』(TBS系)では、ギャル曽根さんがインスタ映えしそうなとろろ昆布のメニューを紹介していました。
シンプルなのに目新しい「とろろ雪見 天津飯」
ギャル曽根さんが披露したのは、見た目も美しい「とろろ雪見 天津飯」。その名のとおり天津飯の上に雪が降ったかのようで、ボウルを2つ使い分けて卵白と卵黄を別々に調理するのがポイントです。はじめに1つ目のボウルへ卵黄2個と全卵1個を入れ、2つ目のボウルには卵白2個分を入れましょう。
卵黄を入れたボウルにフォークで割いたカニカマ2本としょうゆ小さじ1/2、みりん小さじ1を投入。よくかき混ぜたらサラダ油を熱したフライパンに流し込みます。卵が半熟になるまで加熱し、ご飯を盛ったお皿に盛りつけてください。
餡を作るのに片栗粉が不要なワケ
続いて卵白を入れたボウルにとろろ昆布3g、しょうがチューブ2cmを加えてメレンゲ状に。この時、加熱すればメレンゲが作りやすくなります。ギャル曽根さんは軽く泡立ってきた時点で、電子レンジ(600W)を使って30秒加熱していました。最後は半熟卵をのせたご飯の上に餡をかけて、ごま油小さじ1を回しかければ完成です。
とろろ昆布のとろみを使うことで、片栗粉ナシで簡単に餡が作れる「とろろ雪見 天津飯」。実際に食べたリポーターは、「スゴい! ふわふわ」「卵白のふわふわととろろの良いダシの味、あと最後に足したごま油がイイ感じに混ざり合ってる」と絶賛しています。
また視聴者からも「見た目がめちゃくちゃオシャレ! これはインスタ映えしそう」「とろろって汁物以外の使い道もあったんだ…」といった反響が寄せられました。
とろろ昆布をだし巻き玉子に活用!?
とろろ昆布の活用方法はほかにもあります。フジッコ株式会社は公式ホームページ上で、とろろ昆布の「純とろ」を使ったアレンジレシピを多数公開。今回は、なかでも手軽な「とろろ昆布でふわふわだし巻き玉子」の作り方をご紹介しましょう。
まずは純とろ10gを指でほぐし、だし汁90ccとあわせておきます。とろろの準備が整ったら卵を割って混ぜた後、だし汁と純とろを泡立て器で再び混ぜてください。卵焼き器を熱した後、サラダ油小さじ2をひいて卵を3分の1量ずつ入れながら焼けばできあがりです。
ちなみに同ホームページには、とろろ昆布が持つ健康効果も掲載されていました。とろろ昆布の栄養価は意外と高く、食物繊維を豊富に含んでおり整腸効果がある食材。また昆布に含まれているミネラルの吸収効果も高いので、活用すればカルシウムなどの栄養も摂れるヘルシーな料理に仕上がります。
味だけでなく栄養面も優れているとろろ昆布。ぜひギャル曽根さんのレシピをレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
文/牧野聡子
参照/グッとラック!「第15回『とろろ昆布』や『ツナ』でアレンジランチ!」https://www.tbs.co.jp/guttoluck-tbs/corner/20210114_4.html#archive_box
参照/フジッコ株式会社「とろろ昆布でふわふわだし巻き玉子」https://www.fujicco.co.jp/recipe/detail_284.html