いよいよ今年度も終わりに近づきました。年度替わりに新しく生活を始める方や、このタイミングで生活を見直す方も増えるのではないでしょうか?そんな時に、どんなものを買えばいいのかわからなくなるのが収納グッズ。「思いつきで買って使いこなせない…」という残念な状況を避けるために、買って損をしないと断言できる収納グッズをまとめてみます。
1.無印良品 ポリプロピレンケース・引出式・浅型 (V)
生活には細々としたものが必要になります。ボールペンやはさみ、ドライバーや予備の電池などなど種類もさまざま、数も多くなりがち。そういった細かいものを、定位置を決めずに適当に置いてしまうことが、片づかない部屋につながる一番の原因です。
細々なものを収納する時に便利なのが「無印良品 ポリプロピレンケース・引き出し式・浅型(V)」。スペースに合わせて必要な個数を重ねることができるうえ、シンプルできれいな見た目なのでキャスターをつけると簡単移動が可能な収納家具になります。
オープン収納ラックをはじめ、家具の上、床置き、収納スペースの中、テーブルの上と、様々な場所で活用できるサイズ感です。
2.セリア キッチン整理 各サイズ
引き出しはもちろん、冷蔵庫の中、かごの中の仕切りとしても使えるのが、セリアのキッチン整理シリーズ。1.の「無印良品」の収納ケースの中にも合わせられます。
半透明ですっきりと見えるだけでなくXS・S・M・Lの4種類を組み合わせて使えるので、仕切りとしてもとても優秀なアイテム。収納ケースの中の細々としたものが交じり合わず、出し入れしやすい収納をかなえるための必需品と言えます。
3.セリア ミニドリンクストッカー L
コード整理など細く収納しておきたいものに向くのが「セリア ミニドリンクストッカーLサイズ」。引き出しのすき間調整にも便利なアイテムで、あとちょっとすき間があるな…という時にとても役に立ちます。
もちろん冷蔵室の中で食材を省スペースに収納する場合にも使えますし、同シリーズの小さなタイプは子ども用のカトラリー収納にもぴったりです。
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4.ニトリ A4ファイルケース Nオール レギュラー(ホワイト)
定番中の定番ですが、あると本当に便利です。並べるだけでインテリアが完成する、シンプルな見た目がポイント。さらに、書類はもちろん、洗剤ボトルや日用品のストックまで、さまざまなものが収納できる汎用性の高さがおすすめする理由です。
さらに“本当に使える収納グッズ”にするためには
①あまり高い位置に置かないこと
②完璧な“シンデレラフィット”は避けること
が大切。ケース自体の重さ+中に入るもので予想以上に重くなってしまうことがあります。それを高い位置に置いてしまうと下ろすのが面倒になり、結局使わなくなってしまいかねません。また、きっちり“シンデレラフィット”にこだわると、指が入る隙間もなくかえって取り出しにくくなってしまいます。よく使うものを収納する場合には、高すぎずスッと手が届く位置に、ケース間のゆとりをもたせて置きましょう。
5.無印良品 持ち手付帆布長方形バスケット・大
布製のバスケットなので、見た目のやわらかさもあり、主張しすぎずどんなインテリアにも馴染みやすいのがいいですね。持ち手つきで生地がとてもしっかりしているので、PCや本などの持ち運びにも向くほか、内面がコーディングされているためストック食品の収納にも向きます。
また衣類の一時保管にもぴったり。パジャマなど家族それぞれのバスケットで保管してもいいですね。
使わない時は折りたたんで省スペースにしまっておけるのも嬉しいポイントです。
6.セリア ディスプレイスタンド Lサイズ
本来は収納グッズではありませんが、ミニサイズのコの字ラックのように使ったり、上向き、横向きいろいろな方向にして収納ケースの中や引き出しを仕切ることができます。
クリアな色で見た目にうるさくならず、さりげなく片づくためのあると便利なグッズです。
7.無印良品 ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・L
数年愛用しても型崩れも起きず、一度購入すると長く使えるのがこの布製ボックス。適度な高さがあるので、ストックしたいものの収納に向きます。
ティッシュペーパーの予備や、洗剤の予備、お子さんのおもちゃなどオールマイティに支え、見た目にもシンプルでスタイリッシュなので、おすすめです。
こちらも使わない時には折りたたんでコンパクト収納が叶うので、場所を取らず安心です。
8.収納グッズの選び方のコツまとめ
収納グッズを選ぶときに大切にしたいポイントは以下の通りです。
① 活用できるシーンを何パターンも思い浮かべられるものにする
② 色をおさえたものにするか同じ色で統一し、中のものが見え過ぎないようにする
③ 組み合わせて使えるシリーズタイプがおすすめ
④ 収納グッズ自体が重すぎないものを選ぶ
⑤ 部屋に馴染みやすい素材や形を選ぶ
⑥ 収納グッズ以外でも使えそうなものは使う
⑦ 新商品や斬新なグッズばかりを探さず、多くの人が長く使っているものを選ぶ
⑧ 使わなくなったら?使わない時は?も考える
さまざまなメーカーからどんどん発売される収納グッズ。その数は膨大です。今回は、本当に長く愛用し使いやすさや、使いまわしやすさをかなり実感しているものばかりを集めました。
別の機会に、新しく取り入れたものや、今のインテリアに馴染む収納グッズについてもまとめてみたいと思います。
文/瀧本真奈美