仕事に打ち込む上で重要な「継続力」。どれほどスキルや知識を持っていたとしても、継続することができなければ何ひとつ成し遂げることはできません。今回は継続力を伸ばしていくための方法や、ノウハウについてご紹介していきましょう。
モチベーションが続かない…
ネット上では「継続力を鍛えたい」と悩む人が多く見られます。「ミスを減らすためのアクションを始めたのに三日坊主で終わってしまった」「モチベーションが続かなくて転職を繰り返してる…」といった声が。
実際に何事も続かない原因を探っていくと、様々な特徴があるようです。たとえば「隣の芝が青く見える」タイプの人は、「友人の勤めている企業の話を聞いて目移りする」という特徴が。その他「短い期間継続しただけで効果がないと決めつけてしまう」「そもそも継続する内容が膨大すぎて実現不可能」などの原因も寄せられていました。
自分の性格を理解しておくことがマスト
では一体、どのように継続力を鍛えれば良いのでしょうか? まず挙げられていたのは動機づけをすることです。継続すること自体が「楽しい」「好き」と思う「内的動機」と、続けることで自分自身が成長できると思える「外的動機」がカギ。なかでも内的動機を意識すれば、継続する内容に没頭できます。
また「宣言」も継続力を鍛える上で重要。ネット上でも「継続する内容と目標」を周りに宣言することで、継続する意思を強く持てたという人は多く見られました。ほかにも「継続する期間を決める」「継続していることを“見える化”するためにタスク管理ツールなどを使用」といったテクニックが。
継続力を鍛えるためには様々な方法がありますが、自分の傾向を掴んでおくのも大切です。「予定外のことが起こると継続できない」「完璧主義すぎる」など、自分の性格をよく見極めた上でテクニックを実践すると良いかもしれません。
他人と約束すれば三日坊主が克服できる!
人によって様々な方法がある「継続力の鍛え方」。実はYouTuberのマコなり社長さんも、「『三日坊主』を確実に無くす唯一の方法」という動画にて継続する方法を紹介しています。
はじめに彼は「三日坊主になる理由は人の脳の法則が原因」と説明。どんなにやる気が溢れていても、人間は時間が経過すれば必ず平穏に戻ります。またやるべきことは明確にわかっているのに、「気持ち良い」と感じることを優先してしまうのも人間の特徴。そこでマコなり社長さんは「新しい習慣を実行するほうが気持ち良いことにする唯一の方法」として、習慣化するためのアクションプランを提示しました。
その方法とは「他人と連続的な約束をする」ことで、実施する際には2つの注意点が。1つ目は継続できなかった時の気まずさを感じられるように、「習慣化は必ず誰かと『対面』で会って実施」することです。さらに2つ目は「約束の内容を明確に決める」という行動で、「このくらいはいいや」という甘えが発生しないよう気をつけましょう。
ビジネスシーンに大切な継続力を鍛えて、より自分のスキルや能力を磨いていけると良いですね。
文/牧野聡子
参照/マコなり社長「『三日坊主』を確実に無くす唯一の方法」https://www.youtube.com/watch?v=6Qus_KKDffc