以前放送された『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』(テレビ朝日系)には、フードコーディネーターや野菜ソムリエなど8つの資格を持つ料理芸人・クック井上。さんが出演。“冷凍餃子のおいしい焼き方”を教えてくれました。

解凍するのはNG!?

そもそも“冷凍餃子”は、大きく分けて2種類のタイプが存在します。まず1つ目の“水や油を使わずにそのまま焼くタイプ”に関して、クック井上。さんは「パッケージの記載通りに焼けばバッチリ!」と説明。

 

しかし、お取り寄せなどで多く見られる“水や油を自分で入れて焼くタイプ”の場合、焼き方1つで驚くほど味が変わるそうです。いくつかポイントがあるなか、クック井上。さんが最初に紹介したテクニックは、“冷凍室から出したらすぐに焼くこと”でした。冷凍餃子は“超急速冷凍”で鮮度を保っているため、解凍すると皮がふやけたり水分や旨味が逃げてしまいます。また肉の鮮度も落ちてしまうので、常温に戻さず焼き始めてください。

餃子に熱湯をかける!?

餃子に火を通す際にも“焼きムラやコゲ”を発生させないコツがあるよう。クック井上。さんは、“餃子には直接油をつけておくこと”や“冷たいフライパンに並べて焼くこと”をアドバイスとしてあげていました。

 

また火をつける前に、“差し湯”を入れることも重要。この時に水を入れてしまうと、沸騰する間に皮がふやけて破れる可能性があります。そこで水ではなく“熱湯”を注いで、沸騰までの時間を短くしましょう。お湯の量は、餃子が3分の1~半分ほどつかる程度でOK。餃子に直接熱湯をかけ、皮についているデンプン質を洗い流せば、“なめらかな食感”に仕上がりますよ。

 

フタをして火をつけたら、中火で蒸し焼きに。チリチリという音に変わったところで、フタを開けて弱火に切り替えてください。あとは“追い油”を餃子の上と周りにたらし、仕上げに強火で表面に焼き色をつければ完成です。

 

上手に焼けた餃子をさらにおいしく食べるために、クック井上。さんは「レモン&こしょう」や「チューブしょうが&豆板醤」といった特製ダレをおすすめ。2つのタレを用意して、違った味を楽しむのもアリかもしれませんね。

ブラックペッパー×お酢のタレも激ウマ!?

餃子のおいしい焼き方や食べ方を教えてくれたクック井上。さんですが、人気YouTuberのとっくんも以前、自身のYouTubeチャンネルで“餃子に合うタレ”を紹介。アニメ『NARUTO-ナルト-』(テレビ東京系)に出てくるキャラクター・大蛇丸の声マネをしながら、「餃子をおいしく食べる裏技を教えちゃうわ」とコメントしていました。

 

まずは“柚子ごしょう”をつけて餃子を食べ始めたとっくん。その後“ブラックペッパーとお酢”を混ぜ合わせたタレを作り、「なんかのバグなんじゃないかって思うくらいサッパリしてて、こっちもおいしいの」と力説しています。

 

さらに途中で、“ラー油・しょうゆ”を少々加えて味変。様々な調味料を活用して、冷凍餃子を堪能している様子でした。

 

冷凍餃子を自宅で調理する時は、今回取り上げたテクニックをぜひ参考にしてみては?

 

文/牧野聡子

参照/とっくん公式YouTube「【冷凍餃子とビール】自分を大蛇丸と信じて止まない一般男性が優勝する動画です。」https://www.youtube.com/watch?v=1BIUMcLF-tY