以前放送された『相葉マナブ』(テレビ朝日系)の「パティスリーMASAKI」では、家庭で作れる絶品スイーツを特集。今回はいちごを使った“シュークリーム”のレシピを紹介していたので、さっそく見ていきましょう。
シュー生地を膨らませるコツは卵の温度!
シュークリームといえば、家で作る際に失敗しがちなスイーツの1つ。ネット上では、「シュー生地がうまく膨らまないから、見た目がぺったんこになりやすい」といった声も少なくありません。しかし嵐の相葉雅紀さんは“失敗しないコツ”をプロのパティシエに教わったようで、自信満々の様子です。
まずは鍋に水50g、牛乳50g、無塩バター60g、塩小さじ1/4、グラニュー糖小さじ1/2を入れて沸騰させます。その後ふるった小麦粉70gを一気に加え、木べらで素早く撹拌。生地がまとまったら溶き卵3個を混ぜていきますが、卵はあらかじめ“湯せん”しておいたものを使うのがポイントです。卵が冷たいと生地の温度が下がり固くなってしまうため、相葉さんは「固まらないギリギリの温度で1回卵を温める」と説明していました。
オーブンに入れる前にすることとは?
卵を少しずつ数回に分けて生地に加えた後は、なめらかになるように素早く混ぜ合わせます。生地を木べらですくって落とした時、逆三角形に残ればOK。続いて“絞り袋”に生地を入れ、クッキングシートの上に絞ってください。口金を垂直に立てて1cmの高さに固定したまま、直径5cmのドーム状に絞ればきれいに膨らむそうです。また表面に霧吹きで水をかけると、生地がより膨らみやすくなるのでおすすめ。
盛りつけた生地は200度に予熱したオーブンで約20分焼きますが、その間に“いちごホイップクリーム”を作りましょう。まずは、ミキサーにかけたいちご200g、グラニュー糖100g、レモン汁小さじ1を鍋で約5分加熱。できあがったいちごピューレは一度冷まし、あとは生クリーム400mlと一緒に8分間泡立てるだけです。
焼き上がったシュー生地はすぐに冷ますとしぼむ可能性があるので、今度は低温(170度)にして約15分ほど焼くのがポイント。時間が経ったところで上部1/3を切り、最後はいちごホイップクリームをトッピングすれば完成です。
いちごの保存方法は?
1から作り上げた「いちごのシュークリーム」を相葉さんが実食したところ、「うんま! サクサクなんだけど!」と大絶賛。ハライチの澤部佑さんも、「いちごホイップもちょっとだけ酸味があって程よい甘さ」とコメントしていました。
番組ではいちごを活用したレシピが取り上げられましたが、いちごをそのまま食べる人も多いはず。ではいちごを生で食べる際、どのような保存方法が適切なのでしょうか?
農林水産省の公式サイトには、「パックから出し、重ならないようにポリエチレン袋などに入れて、冷蔵庫で保存」といった記載が。また水洗いした場合はカビが生える可能性があるため、水分を取ってから保冷した方が良いそうです。
ビタミンCが豊富で、眼精疲労を予防する効果も期待できる“いちご”。自宅でおいしいスイーツを作りたい時にぜひ活用してみては?
文/内田裕子
参照/農林水産省公式サイト「いちごのあれこれ豆知識」https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1912/spe1_02.html