最近、“名もなき家事”が話題になっていますね。
掃除・洗濯・料理・・・など大まかなものではなく、例えばゴミ出しに関連した作業として、各部屋のごみを集める→玄関にもっていく→玄関からゴミ捨て場に移動する→新しいごみ袋をゴミ箱にかける という一連の作業があり、これをすべてゴミ出しというかと思います。 ゴミ袋をかけるといった細かい作業、やってないとイライラしませんか? 大和ハウスが行った調査によると(http://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/kajishare/)、“名もなき家事”の9割を妻側が対応しているという結果があります。 昨年度からワンオペになってから、2番目に大変になったのがこの“名もなき家事”だということに気が付きました。(ちなみに、1番目は朝の起床~保育園の送りの一連のことです。) わが家のワンオペ状況といえば、朝のごみ出しと犬の朝晩の散歩以外は、基本すべて私です。たまに平日に私が犬の散歩もすることがあります。ワンオペで一番後回しになっているのが、掃除や片づけですが、休日になると主人が掃除をしてくれたりします。 “名もなき家事”とは、具体的に書くととても些細な内容で上げればきりがないものばかり。 無意識にやっていること、また無意識にはやっていない、つまり、自分がやりたくない・やらなくてもいいことだと思っていること、があって、本来は後者のことに対して主にストレスを感じるのではないかと自分で分析しました。 例えば、わが家の場合、
- ゴミ出しをした後にキッチンのごみ箱にゴミ袋を取り付ける
- 取り込んだ洗濯物で共有のもの(タオルなど)の片づけ
- グラスなどの洗い残し
- 子供の散乱したおもちゃ
- 保育園帰りに持ち帰った洗濯物・カバンなどを片づける
などなど、細かいことが盛りだくさん! ワンオペになって苦しくなったのが、「こんなことまで全部やらなきゃいけないの?」という感情でした。
うちの場合は、物理的にワンオペになっているものの、やれていたころに比べても名もなき家事は基本的に私が対応していました。名もなき家事は、ルーティンなようで、ルーティンでない部分もあり、ちょっとした気づきや思いやりです。 二人でリラックスしているところで、こういった気になる“名もなき家事”を書き出してみて、話し合いをしてみるとよいと思います。うちは話し合いの時間すらとれないことが多いので、気づいたら即メールまたはLINEです!これにより、ゴミ袋と共有洗濯物については打破されました。 子供がもう少し大きくなると、自分でやってくれる部分もあると思いますので、自分のものは自分でやるというように教えていきたいと思っています。(保育園バッグはここに置くなど教えてはいますが、家では甘えるしまだ小さいので遊ぶのに夢中な感じです。) 意外と時間を取られている“名もなき家事”。これこそ”時短”できるように、それぞれが考えて対応していけたらよいのではないでしょうか。
CHANTOママライター/長井美有紀