人間関係を深めていくには、時に自分からアプローチすることも大切。しかしシャイな人にとって“声をかける”行為はハードルが高いですよね。無理せずに人との距離を縮めるには、どうすればいいのでしょうか?

人の輪に入っていくのが難しい…

先日、ネット上で注目を集めたのはシャイな性格に悩んでいる女性からのコメント。詳しく見ていくと、「職場と子どもの学校、ご近所の人と仲良くなりたいのですが、上手に距離を縮められない」「打ち解けるために何をすればいいのか教えてほしい」とつぶやいています。

 

彼女の悩みに共感する人は多く、「人の輪に入っていくのって難しいよね。私もモジモジしてることが多い」「自分も話しかけることもできないから距離をまったく縮められません」といった反響が続出。

 

共感者からの声以外には、「挨拶の後にひと言プラスするだけで、会話が広がる」「目を見ながら会話するのって意外と大切。シャイな人は目を合わせない癖があるから、アイコンタクトを意識してみて」などの助言も多数寄せられていました。

相手の近くにいることがポイント!?

「挨拶の後にプラスひと言」「目を見て話す」とのコメントが登場するなか、「仲良くなりたい人の近くに行くといい」というシンプルな意見も。その理由として「相手の視界に入ることで、自分の存在をアピールできる」「実際に“相手との距離が近いと心の距離も縮まる”というテクニックがある」などがあげられています。

 

とはいえ、声をかけても、会話が続かなければ距離を縮めるのは難しいですよね。シャイでも様々なコミュニティに溶け込めた人からは「“傾聴すること”も意識するべき。興味を持って話を聞くと、相手も喋りやすくなる」「話しかけた後は、質問をして聞き役に徹しましょう。『あなたに興味がある』という印象を与えればOK」といったアドバイスが。聞き上手になって“話を引き出すこと”が心の距離を縮めるコツなのかもしれません。

 

一方で、“無理して周囲に合わせる”のはストレスが溜まる原因に。一気に変わろうとはせず、少しずつ取り入れてみるといいかもしれません。

 

DaiGoさんが“距離感の測り方”を伝授!

周囲の人たちに打ち解けるコツをピックアップしましたが、必ず良い結果を得られるとは限りません。そこでここからは、メンタリストのDaiGoさんが自身のYouTubeチャンネルで解説していた「相手との距離感を1発で測る方法」をご紹介しましょう。

 

DaiGoさんによれば、まず確認してほしいのは“相手の周りに対する接し方”を観察すること。上下関係のない人たちと関わっている様子を見た後、“自分と接する時はその人たちの関係性よりも優っているのか?”と分析します。もし相手が“お互いの肩書きを超えた行動”をしていれば、距離感が縮まっている証だと言います。DaiGoさん直伝のメソッドを活用して、相手との距離感を確かめてみてはいかがでしょうか?

 

“相手との距離を縮める最適な方法”は人によって様々。まだ「何をすればいいかわからない」と悩んでいる人は、まず“自分に合ったテクニック”を探してみましょう。

 

文/牧野聡子

参照/DaiGo公式YouTube動画「相手との距離感を1発で測る方法」https://www.youtube.com/watch?v=G7hI9lWtTGs