仕事をスムーズに進める上で大切なのが“コミュニケーション”。後輩や上司など、相手によってしっかりと言葉を使い分けるのも社会人のマナーですよね。後輩や同期が昇進した場合は、どのように対応するのがベターなのでしょうか?
同期や後輩が上司に!? 接し方がわからない
勤続年数が長いAさんは、「今までタメ口で話していた後輩が昇進。話し方や態度を改めるべきか悩んでいます」と現状を吐露。“今まで対等に話していた人”が出世してしまうケースは少なくないようです。「切磋琢磨して頑張ってきた同期が昇進した」「仲が良かった部下のスピード出世に戸惑ってる」といった声が多数見られました。
決して珍しくはない後輩や同期の出世ですが、ネット上には接し方に対する様々なアドバイスが。「いきなり話し方を敬語に変えるのは違和感があるので、徐々に『ですます』を加えればいいと思う」「相手の立場によって対応を変えるべき。同期・後輩関係なく相手が“上司”ならば、相応の言葉遣いに切り替えてる」などの声も上がってます。
「仕事中か休憩かによって話し方を変えてます。休憩の時はタメ口を交えながら会話してるよ」など、シーンによって使い分けている人もいました。“年齢や入社時期ではなく、実力や肩書を重視するべき”という意見の人が多いようですね。
ちなみに、“上司と部下”“先輩と後輩”で線引きをせずに「仲が良かったらタメ口でいいのでは?」との声も一定数上がっています。
周りを差し置いて昇格… 以前のように会話できなくなる人も
接し方に悩むケースは、後輩や同期の出世だけではありません。自分が昇進した場合も、コミュニケーションの取り方に苦労する人が多いようです。とある人は「チームリーダーに昇進したことにより、同期が部下になりました」「上司として振る舞うべきなのですが、今までのクセで中々リーダーらしく指示できません…」と、“出世によるお悩み”を明かしていました。さらに築き上げてきた関係性を崩したくないため、“厳しく指摘ができない”という悩みも抱えている模様。
同じような悩みを抱える人は多く、「今まで同じ目線で話してので、急に上司らしく会話できない」「喋り方を変えようとしてますが、言葉遣いがぎこちなくなってしまう」などのコメントも目につきました。
こうした嘆きに対しては「リーダーなのに相手の様子を窺うのはおかしい。チームを引っ張るためには、時に厳しい言葉も必要」「上司は部下の間違いを正すことも仕事です。『嫌われたくない』を理由に指摘を遠慮するのは、リーダーとしての自覚が足りない」などの厳しい指摘が。他には「柔らかい口調よりも、断定で言い切る方がスピーディーに仕事を頼めると思う」との声も見られます。