仕事以外の話題でコミュニケーションを図る「雑談力」は、喋りやすい雰囲気を作るために欠かせない能力。しかし人によって“意識するポイント”が違うので、何が正しい方法なのかわかりづらいもの。そこで今回は「雑談力を伸ばす方法」に注目していきます。

沈黙が続きがち…

ネット上には「雑談といっても何を話せばいいのかわからない…」というお悩みが多数。たとえば営業職のAさんからは「クライアントと打ち合わせをする際、どうしても沈黙の時間が長くなってしまう」「喋ろうとしても『こんな話題はつまらないだろうな』『変に気を遣わせるかも』と不安になってしまうため、なかなか喋り出せません」とのコメントが寄せられていました。クライアントはもちろん、同僚などの仕事仲間ともうまく話せないようです。

 

Aさんの悩みには共感者が多く、「私も話題が何も思い浮かばず、困った時はスマホやパソコンを見てしまう」「相手から質問されても『そうですね』『はい』と返答しがち。すぐに会話が終わるからいつも気まずい」などの声が上がっていました。

 

ひと言プラスするのがポイント!?

“「雑談が苦手」派”は少なくないようですが、具体的にどのような点を改善すればいいのでしょうか?

 

“「雑談が得意」派”のアドバイスを見ていくと、「相手に関心を持つことが大切」という意見が。さらに関心を持った上で必要なのは、“ちょっとしたひと言をプラス”するのがポイント。「『今日は寒いですね』と言われたら、『私寒がりなんで、たくさん着込んできました』と自分に関する内容を加えるだけで印象が変わる」といったコメントも見られます。

 

また“反応のバリエーションを増やす”ことも大切らしく、「『へえ~』や『なるほど』など反応の種類を増やして、相手に『あなたの話に興味がある』という姿勢を見せるのがGOOD」との声も。雑談の際は「ひと言をプラスする」「しっかりリアクションする」の2点を意識するといいかもしれません。

 

ほかには、「事前にネタを準備する。時事や流行などタイムリーな話題は広げやすい」「“天気の話”でも全然問題ない。そこから話を別の話題に展開させればOK」といったアドバイスも寄せられていました。