公開中の『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』にゲスト出演している小池徹平さん。いつも「おかあさんといっしょ」を家族で楽しんでいるという小池さんに、出演が決まったときの感想や映画の見どころ、お子様の映画館デビューについて伺いました!
「スクリーンでパパに気づいてくれるかな?(笑)」
── 映画出演が決まったときはどんな気持ちでしたか?
小池さん:
自分自身にとっても新たなお仕事としてのチャレンジと感じてとてもうれしかったです。と同時に、毎日当たり前のように子どもと一緒に観ている番組の映画に出演することは、こどもにもよろこんでもらえるかな、と思って、ちょっと誇らしい気持ちになりました。「お父さん、ついに『おかあさんといっしょ』に出たよ!」という感じなのかな(笑)。子どもができたからこそ得られたうれしさだと思います。
── お子様は映画館デビューしていますか?
小池さん:
まだしていません。映画館デビューにちょうどいい作品ですし、何よりパパが出演していますからね(笑)。せっかくの機会なので、家族で観に行きたいと思っています。スクリーンにパパが出てきたら「パパ!」って言うのかな、もしそうなって、周りのパパやママにバレたらちょっと気恥ずかしい、なんて思ったり。もしかしたら作品に入り込んで気づかない可能性もあるけれど、そんなことを含めて僕にとっていろいろな楽しみが詰まっている作品です。
── ちょうど良いタイミングの出演だったのですね。
小池さん:
最近、チョロミー、ガラピコ、ムームーなど、キャラクターも理解し始めたところなので、映画館という特別な場所でどんな反応をするのか、とても楽しみです。普段は、家族でテレビの前で観ている番組の映画を観て、それから映画館に来ている他の子どもたちと一緒に、クイズに答えたり、体を動かしたりするので、周りの子どもたちの影響を受けてどんなリアクションをするのか、とても興味深いです。
── “ヘンテコ世界の審査官”というキャラクターはどのように作り上げましたか?
小池さん:
気持ち動きや話し方を大袈裟にすることは心がけました。不思議な世界観なので、分かりやすいお芝居をというリクエストがありました。スクリーンを見つめる子どもたちの反応を想像しながら演じると、自然と分かりやすく、伝わるような演技になった気がします。
“ヘンテコ世界の審査官”役でしたが、気持ち的にはうたのお兄さん、体操のお兄さんのような“お兄さん”的ポジションを意識して、さらにマスコットキャラクター要素もプラスする、そんな気持ちで挑みました。
── 映画の見どころをお願いします!
小池さん:
大人には当たり前になっていることも、子どもにとっては当たり前じゃないことってたくさんありますよね。世の中には守らなければいけないルールもあるけれど、発想そのものは自由であっていいと気づかせてくれます。大人に響く部分がたくさんあるし、テーマに深みを感じました。
子どもは日々成長するし、話すこともどんどん増えて、毎回、自分の想像を軽々と超える行動をします。驚くことも多いけれど、それが楽しかったりするものです。映画ではそんな“よろこび”に改めて気付かされるので、子どもだけでなくパパやママも一緒に考えるよい機会になると思います。