寒い季節になると室内が乾燥するため、“加湿器”を利用することってありますよね。以前放送された『ZIP!』(日本テレビ系)では、「加湿器の正しい使い方」を特集。家電に詳しい神原サリーさんが、加湿器をより効果的に活用できる“3つのポイント”を紹介していました。

エアコンの風を利用!?

まず最初に注目したいのは「置き場所」。たとえばドア付近に置いてしまうと、ドアが開いたとき“加湿された空気”が外に逃げてしまう恐れがあります。また加湿器を壁に密着させた状態もNG。加湿のし過ぎで壁に“カビ”が発生するので、50cmほど間隔をあけた方が良いそうです。

 

では、一体どこに置くのがベストなのか気になるところ。神原さんが最もおすすめしていた場所は「エアコンの下」でした。“エアコンの風”をうまく活用すれば、“加湿された空気”を全体に行き渡らせることができます。さらに台やテーブルなどを使って“なるべく高い位置”に置くと、より効果がアップ。ただエアコンをつけずに加湿器だけを使用する場合は、エアコンの誤作動や故障に繋がる可能性があるので気をつけてくださいね。

 

クエン酸でフィルターを掃除!?

加湿器を使う際には「時間」を意識することも重要です。寝る時に加湿器を“つけっぱなし”にする人は多いかもしれませんが、室温は朝にかけて上昇するので「過加湿」の原因に…。“窓の結露”を防ぐためにも、夜は加湿器のタイマーをセットしてから就寝しましょう。

 

そして神原さんが最後にあげたポイントは「お手入れ方法」。基本的にタンクの水は毎日取り換えますが、少し残った水もしっかりと捨てることで“ぬめり防止”に繋がります。また、1週間に1回はスポンジで“タンクの内側”を洗うのが理想的。“フィルター掃除”では、「ぬるま湯」と「クエン酸」を混ぜ合わせた液体につけ置きする方法が最適ですよ。

 

同番組の視聴者からは、「加湿器を“エアコンの下”に置くのは目から鱗だった。壁にも近づけすぎないように気をつけなきゃ」「寝る時はいつもつけっぱなしにしてたけど、あまり良くないんだね…。たしかに窓の結露もすごかったけど、“過加湿”が原因だったのか」などの声が寄せられていました。