Twitterをアプリで使っている人なら、気づいているはず。先月、「フリート」という24時間で自動消滅する新しい投稿機能がリリースされました。
Twitter社はフリートを「その時のできごとや気持ちをもっとリラックスして共有できる」場として作ったそう。RT(リツイート)ボタンで投稿が拡散しやすいTwitterでは、慎重な投稿を心がけている人が多く、「下書き」に保存したまま投稿しない人も多いとか。そこで、24時間で消えることでそのプレッシャーを感じずに交流して欲しいとのことで、世界に先駆け、日本でリリースされました。
読者の皆さんは、「Twitterは見る専門」「アカウントは持っているけど使っていない」という人が多いかもしれません。そこで、フリートとはどんな機能なのか、そして知っておきたい注意点についてお話しします。
24時間で消えるフリートはツイートと何が違う?
フリートは、テキスト、画像、最長60秒の動画を投稿できる機能です。ふとした思いつきなど、ツイートとして残す意味がないような内容もフリートならOK。街で見つけた面白い看板を画像で投稿するもよし、ペットのかわいい動きを動画で投稿するもよし。日常のふとしたことを気軽に投稿できます。
といっても、いきなり投稿するのはハードルが高いもの。まずは、投稿されているフリートを閲覧してみましょう。ツイートとは違った一面を見ることができるかもしれませんよ。
フォローしているアカウントがフリートを投稿すると、アプリ画面の上部に丸いアイコンが表示されます。見たいときは、そのプロフィールアイコンをタップ。すると、フリートの再生が始まります。
「再生」と言ったのは、自動で次のフリート、または次のアカウントのフリートが表示されていくからです。フリートをひとつ見てそのままでいると、次のフリートが自動再生されます。中断して次のフリートを見たい場合はタップすると飛ばすことができ、左右のフリックで違うアカウントのフリートに切り替えることができます。
フォローしていないアカウントのフリートも見ることができます。そのアカウントのプロフィールページに行き、もしプロフィールアイコンの周囲が青く縁取られていたら、閲覧できるフリートがあるということです。これからフォローしようかなと思っているアカウントならフリートで人となりを見ることができますね。ただし、非公開アカウントの場合は、フォローを許可されていないとツイート同様、フリートも見ることができません。
フリートの良いところは、アカウントのツイートを見逃していても、そのアカウントのフリートには気づけること。例えば、好きなアーティストやタレントが出演情報をツイートしていても、Twitterを開いていなければタイムラインで流れていってしまいます。でも、その人がそのツイートをフリートにシェアしていれば、24時間以内ならアプリの上部に表示されています。フリートのツイート部分をタップすると、その告知ツイートを見ることができます。最近は大事なツイートをフリートにもシェアする人が増えているので、フォローしておけば、忙しいさなかでも情報を見逃すことがなくなりますね。